潰瘍性大腸炎 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・wikipediaより

潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん、Ulcerative colitis:UC)は、主に大腸粘膜に潰瘍やびらんができる原因不明の非特異性炎症性疾患。厚生労働省より特定疾患に指定されている。

クローン病とともに炎症性腸疾患 (IBD:Inflammatory bowel disease)に分類される。

歴史 [編集]
1875年に英国のGuy's HospitalのSamuel WilksとWalter Moxonによって報告された。日本では1928年に東京大学の稲田龍吉らによって初めて報告されている。1973年には旧厚生省より特定疾患に指定された。

疫学 [編集]
10~30歳ないし、50~60歳台に多く見られる。米国では約100万人、日本での罹患数は約10万人と言われている。また比較的喫煙者の罹患者は少ないことが知られている。

臨床像 [編集]
基本的に発症すると緩解・再燃を繰り返して行く。全消化管に生じるクローン病と異なり、基本的に大腸に限局して生じる。また、大腸癌の合併頻度が高い。

症状 [編集]
主に「血便」・「下痢」を自覚して生じる場合が多い。重症化すると「発熱」・「体重減少」・「腹痛」等を伴ってくる。

合併症 [編集]
大腸粘膜の炎症によって腸管の蠕動機能が失われ、ハウストラ(大腸のひだ)の消失を生じたり(鉛管状腸管と言う)、腸管拡張を生じて悪化し腸閉塞像を呈したもの(中毒性巨大結腸症と言う)では、消化管穿孔を生じる場合もある。

また、サイトメガロウイルス感染を生じることも多く、難治性となる場合も多い。

腸管外合併症 [編集]
大腸以外にも関節や皮膚、眼などに合併症が生じることが知られている。これは免疫異常が関係していると考えられている。

多発性関節炎・強直性脊椎炎
結節性紅斑
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