筋萎縮性側索硬化症 3 | 化学物質過敏症 runのブログ

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治療 [編集]
根治を期待できる治療法は現在ない。グルタミン酸放出抑制剤のリルゾール(商品名リルテック)は進行を遅らせることが確かめられており、健康保険の適用になる。他に、メチルコバラミン(ビタミンB12誘導体)超大量療法も試みられることがある。対症療法として、呼吸筋麻痺が起こると人工呼吸器を装着する。嚥下障害があると、栄養管理のため胃瘻や中心静脈栄養を使う。その他、QOL向上をはかって、流涎や強制失笑に対する薬物療法を行うこともある。

医療大麻
最近の欧米の研究により大麻の薬効成分が治療に有効であることが明らかになりつつある。アメリカの一部や欧米では治療に大麻を使用することが合法になりつつある。
予後 [編集]
呼吸筋麻痺を起こすと、延命治療として気管切開による人工呼吸器の選択が検討される。 人工呼吸器装着後も麻痺は進行し、末期には眼球運動も麻痺し、本人意思の確認は極めて困難になる。

なお、身体障害者手帳の等級変更に注意を払う必要がある。 身障手帳は診断時障害のみが反映されるため、進行性疾患では必要な給付がすぐに受けられない場合がある。

意思の疎通 [編集]
人工呼吸器装着に伴い、会話ができなくなると、眼球運動を介助者が読み取り、文字盤を利用するなどしてコミュニケーションを行う。 また、本人の意思による筋の収縮、あるいは脳波などが検知できる場合は、重度障害者用意思伝達装置の使用が検討される。導入効果は早期であるほど高い。

ALSに罹患した著名人 [編集]
太字は存命人物

ルー・ゲーリッグ[1][3]
キャットフィッシュ・ハンター[1]
チャールズ・ミンガス
ジェイソン・ベッカー(元カコフォニー)
マイク・ポーカロ(元TOTO)
スティーヴン・ホーキング(異論もある)
マクスウェル・テイラー
ハンス・フォンク(指揮者)
モリー・シュワルツ(ALSを題材としたノンフィクション「モリー先生との火曜日」の主人公)
デヴィッド・ニーヴン
芦原英幸
川島雄三
毛沢東
徳田虎雄
石川緑
遠藤嘉信
篠沢秀夫