酸化プロピレン | 化学物質過敏症 runのブログ

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wikipediaより
酸化プロピレン(さんかプロピレン)は、分子式 C3H6O で表される有機化合物のひとつ。別名プロピレンオキシド、1,2-エポキシプロパン、メチルオキシランなど。

各種化成品の原料として重要であり、石油化学工業的に大量に生産されている。

性質 [編集]
常温では無色でエーテル臭を持つ可燃性液体。毒性・麻酔作用があり、皮膚に接触すると薬傷を生じる。

沸点(34℃)、引火点(-37℃)ともに低いため、非常に引火しやすい。また、アルカリ存在下では重合反応が進行し発熱・爆発するおそれがある[1]。日本においては、化学物質排出把握管理促進法の第1種指定化学物質(政令番号56)[2]ならびに消防法の危険物第四類特殊引火物[3]に指定されている。

用途 [編集]
酸化プロピレンはそのまま使用されることは少なく、電子顕微鏡用の試料作製[11]など特殊用途の溶媒や、燃料気化爆弾の燃料として稀に用いられることがある程度である。生産量のほぼ全てが他の化成品の原料として使用される。

加水分解によって得られるプロピレングリコールは、ヒトに対する毒性が低く、適度な親水性を持つことから、食料品や化粧品などの保水剤や界面活性剤の原料として広く利用されている。開環重合してできるポリプロピレングリコール(ポリプロピレンオキサイド)も同様に利用される。また、プロピレンカーボネートやポリウレタンなどのプラスチック原料としても用いられる。

その他、加アンモニア分解によって得られるプロパノールアミンなど、多くの誘導体が生産されており、医薬品等の原料となっている。

融点 -104 °C
沸点 34 °C