シクロヘキサノン | 化学物質過敏症 runのブログ

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wikipediaより

シクロヘキサノン (cyclohexanone) は、有機化合物であり、シクロヘキサンのメチレン基がひとつカルボニル基に置き換わった環状ケトンである。無色の液体で、樟脳様のアセトンとも似た臭いを持つ。長期放置すると酸化され黄色に変色する。水にわずかに溶ける (5-10 g/100 mL)。通常の有機溶媒とは任意に混和する。

用途 [編集]
ε-カプロラクタムに転換して、6-ナイロンの原料とする。

または、KAオイルを硝酸酸化して、アジピン酸とし、6,6-ナイロンの原料とする。
これらナイロンへの用途が大半を占め、その量は年間約500万トンに達する。溶媒、または酸化反応の活性化剤として用いられることもある。

国際化学物質安全性カードより

物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色、油状の液体。

物理的危険性:
この蒸気は空気より重い.。流動、撹拌などにより、静電気が発生することがある。

化学的危険性:
強力な酸化剤(硝酸など)と反応し、火災や爆発の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV:20 ppm (TWA);50 ppm (STEL);(皮膚);A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質) (ACGIH 2007)。
(訳注:詳細はACGIHのTLVs and BEIsを参照)

EU OEL:10 ppm, 40.8mg/m3(TWA);20 ppm, 81.6mg/m3 (STEL); (皮膚) (EU 2000)。

暴露の経路:
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経皮、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃で気化すると、空気が汚染されてやや遅く有害濃度に達する。

短期暴露の影響:
この物質およびこの物質の蒸気は眼、皮膚、気道を刺激する。許容濃度をはるかに超えると、意識が低下することがある。

長期または反復暴露の影響:




物理的性質 ・沸点:156℃
・融点:-32.1℃
・比重(水=1):0.95
・水への溶解度:8.7 g/100 ml(20℃)
・蒸気圧:500 Pa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):3.4
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.01
・引火点:44℃ c.c.
・発火温度:420℃
・爆発限界:1.1 (at 100℃) -9.4 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.81


身体への暴露
吸入 咳、咽頭痛、めまい、嗜眠。
皮膚 吸収される可能性あり!皮膚の乾燥、 発赤。
眼 発赤、痛み。
経口摂取 腹痛、灼熱感