化学物質過敏症 酒井医院HPより4 | 化学物質過敏症 runのブログ

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化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

酒井医院のホームページ
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5)原因物質


化学物質
殺虫剤,除草剤,抗菌剤,可塑剤

有機溶剤
塗料,クリーナー、シンナー,芳香剤

衣料
絨毯,カーテンに含まれる防炎・可塑剤

金属
貴金属,重金属

その他
タバコ煙,家庭用ガス,排気ガス,大気汚染物質,医薬品

ホルマリン,キシレン・トルエンなどの住宅建材のほかに私たちが日常使っているプラスチック製品(可塑剤・安定剤・酸化防止剤)、香水や化粧品(殺菌剤・防腐剤・着色料・ホルモン剤)、合成洗剤(界面活性剤・酸化防止剤・保存料・金属封鎖剤)、ドライクリーニングの溶剤(トリクロロエチレン)や殺虫剤・防虫剤・殺菌剤などの薬剤(有機リン系・ピレスロイド系)、酸化窒素物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)、アスベスト,ダイオキシンなどの大気汚染物質、携帯電話、パソコン、電子レンジから発生する電磁波なども化学物質過敏症の原因となる。

私たちの日常生活は化学物質に囲まれているといっても過言ではない。


6)シックハウス症候群


新築マンションや改築したばかりの家に入居した途端,目が痒くなったり,咳き込んだり,なぜかイライラしたという経験はないだろうか。

この症状がシックハウス症候群(新築病)というものである。

新築の住宅では,壁や床などの塗料からホルムアルデヒドと呼ばれる有害物質が放出され,アレルギー症状を悪化させたり,のどの痛み,目がチカチカしたり,めまいがする。

また, 建材,塗料,防虫剤などに含まれるキシレン,トルエン,可塑剤などの揮発性有機溶剤,白あり駆除剤や農薬,防虫剤に使われる有機リン系殺虫剤なども原因となる。ホルムアルデヒドは新築の家では温度や湿度が高くなると揮発しやすい。

室内にある有害な化学物質は現在までにわかっているだけで十数種類あり,私たちはそれらの化学物質に囲まれて暮らしている。


7)シックスクール症候群


シックスクール症候群といって,学校へ行くと同じような症状を呈して学校へ行けなくなる子供たちがみられることもある。

床掃除に使うワックス,教科書のインクに過敏となる生徒や,理科の実験に用いられる揮発性溶剤などに反応する。

これらシックハウス症候群,シックスクール症候群は化学物質過敏症の一部である。