送電線の電磁波の影響
高圧送電線などから発生する電磁波は非常に強力なものであり、人体に対しても深刻な影響があるという事が既にわかっています。電磁波を慢性的に受け続け被爆した場合の危険性は非常に高く、ガンや白血病を発症させるおそれがあります。また、疫学調査では小児ガン小児白血病の発症率も高いことが判っているため、そのような環境下においては何らかの対策が必要であると言えます。
高圧送電線などは通常、郊外や山中などに設けられていますが、これらの施設から発生する電磁波は特に子供に深刻な影響を与えるものであると言えます。子供はこうした場所を遊び場として好みますが、送電線の危険性と影響をしっかりと子供に教え、そうした場所への立ち入りを行わないよう注意を促す必要があります。
電子レンジの電磁波の影響
電磁波を発生させる家電としては、電子レンジが代表的なものであると言えるでしょう。電子レンジから発生する電磁波はシャットアウトされるため、人体への影響は無いとされるのが普通ですが、それでもやはり電磁波漏れも無いとは言い切れません。
電子レンジは、電磁波とマイクロ波を発生させることによって食材の水分を超高速で振動させ、その摩擦によって加熱します。つまり、加熱処理をする時に大量の電磁波を発生させるわけですが、この時の電磁波漏れによる人体への影響がもっとも心配なところです。マイクロ波は原則として人体への発ガン作用はないと言われますが、細胞内のたんぱく質を変質させる作用があります。この影響により白内障を引き起こす可能性もあると言われます。そのため、各メーカーは電子レンジの開発にあたり、安全性を十分に考慮した研究を行っています。