塩野義製薬株式会社 (本社:大阪市中央区、代表取締役社長:手代木 功、以下「塩野義製薬」) は、うつ病・うつ状態の治療薬として、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤「サインバルタ(R)カプセル20mg、30mg」(一般名:デュロキセチン塩酸塩)の製造販売承認を1月20日付で取得しましたので、お知らせいたします。
塩野義製薬と日本イーライリリー株式会社(本社:神戸市中央区、代表執行役社長:アルフォンゾ・G・ズルエッタ、以下「日本イーライリリー」)は、本剤の薬価収載後、速やかな発売と共同販売活動を行っていきます。
サインバルタ(R)は、米国イーライリリー社(Eli Lilly and Company)で創製されたセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)で、2004年8月の米国での発売以来、これまでに95ヶ国で承認され、約1800万人に処方されています。日本国内における臨床試験につきましては、塩野義製薬が中心となって開発を進めてまいりました。本剤は、1日1回の経口投与で、精神症状のみならず身体症状も含めた多様なうつ症状に対する効果及び良好な寛解率が期待できるため、患者様のうつ病からの回復や社会復帰へのお手伝いが出来る薬剤であると考えております。
塩野義製薬と日本イーライリリーは、サインバルタ(R)の共同販売活動の促進を通して、うつ病・うつ状態の治療について質の高い情報提供を行い治療に貢献するとともに、患者様のQOL改善に向けて、全力を尽くしてまいります。
「サインバルタ(R)」の製品概要
製品名:サインバルタ(R)カプセル20mg、30mg(Cymbalta®)
一般名:デュロキセチン塩酸塩(Duloxetine Hydrochloride)
効能・効果:うつ病・うつ状態
用法・用量:通常、成人には1日1回朝食後、デュロキセチンとして40mgを経口投与する。投与は1日20mgより開始し、1週間以上の間隔を空けて1日用量として20mgずつ増量する。なお、効果不十分な場合には,1日60mgまで増量することができる。
製造販売承認日:2010年1月20日
runより:医師からは精神的な痛みに効くと聞いてたんだけど・・・( ̄_ ̄ i)
たしかに頭痛は治まる。