wikipediaより
窒素酸化物は窒素の酸化物の総称。
一酸化窒素、二酸化窒素 、亜酸化窒素、三酸化二窒素、四酸化二窒素 、五酸化二窒素 など。
人体に対する作用
二酸化窒素 (NO2) 自体は中性で肺から吸収されやすい赤褐色の気体または液体。細胞内では二酸化窒素は強い酸化作用を示して細胞を傷害するので、粘膜の刺激、気管支炎、肺水腫などの原因となる。
一酸化窒素(NO)については、1980年代頃から、その生体内での生理機能について研究が進み、血管拡張作用を持つことなどが明らかにされたほか、この一酸化窒素が神経伝達物質としても作用することが判明した。
なお、1998年のノーベル医学生理学賞は、この一酸化窒素の生理作用の発見に対して贈られている。
現在でも、その多様な生理機能について研究が続いている。
一酸化二窒素(N2O)は麻酔作用を持つため、吸入麻酔剤として医療現場で使用されている