I型・III型アレルギー
細胞表面に存在する抗原に、免疫グロブリンG・M抗体が結合した場合、その細胞は破壊されます
これを細胞溶解型反応(II型アレルギー)といい、溶血性貧血、血小板減少症、重症筋無力症など自己免疫疾患の一部の成因となっています。
また、免疫グロブリンG・M抗体が、細胞外で抗原と結合して免疫複合体を形成し、血管壁などに沈着して組織障害をきたすことがあります。
これをアルツス型反応(Ⅲ型アレルギー)といいます。
この免疫反応は、血清病、腎炎、全身性エリテマトーデスの成因となっています。