アレルギーとは何か
細菌、ウイルス、花粉など異種蛋白が体外から侵入したり、自己抗原といって自己体内に抗原物質が生じた場合に、免疫反応がおこります。
免疫反応は生体にとって有利に作用する場合は生体防衛的にはたらき、不利に作用する場合は組織障害をおこします。
後者をアレルギー(過敏症)といい、その発生のしくみにより、Bリンパ球が産生する抗体が関係する場合と、抗体に関係なくTリンパ球の反応(活性化)が関係する場合とがあります。
アレルギー反応のおこり方 抗原に前もって感作された生体が、再度、同一抗原と接触したとき、アレルギー反応が最大に達する時間は、抗体の関係する反応では30分から数時間であるのに対して、Tリンパ球による反応では、24~48時間を要します。
この反応時間の差から、前者を即時型アレルギー、後者を遅延型アレルギーともいっています。 抗体は、免疫グロブリンA・G・M・D・Eのいずれかであり、抗原の種類によって産生される抗体の型は異なります
runより:アレルギーと化学物質過敏症の違いはアレルギーは原因物質がはっきり
している事です。
大きな意味ではシックスクール、シックハウス症候群もアレルギーと言えます。