化学物質過敏症とシックハウス症候群を考える より1 | 化学物質過敏症 runのブログ

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化学物質 : 衣類関連

衣類は製品加工時に化学物質が使用されるケースがあります。
そのため手入れする際の他に、購入時にも注意する必要があります。

表示名など 使用されている化学物質 症状、危険な理由、使用目的など

購入前の注意
形状記憶加工品
(形状記憶シャツ) ホルムアルデヒド 繊維の縮み防止や貼りを持たせるため、加工段階で使用されている。実態調査では、形状記憶加工のワイシャツの9割からホルムアルデヒドが検出されている。
洗濯しても取れにくく、他の衣類と一緒に洗濯するとホルムアルデヒドが移る危険性がある。

身につけると、肌への刺激など不快感がでます。
衣類の手入れが楽になるため、会社などの制服へ使用される事も多い。そのため知らずに身につける機会が増えています。
ホルムアルデヒドはアトピーを悪化させる要因とされているため、肌の弱い人は特に避けた方が良いと言えます。

白物の衣類 蛍光増白剤 ジアミノスチルベンゼン系の化学物質。
衣類を白く見せるための染料の一種で、白物の衣類には加工段階で使われている可能性がある。
発ガン性の疑い有り。
対策: 購入後、着用は洗濯してからにする。洗濯でどれほど効果があるかはデータが無いため不明。
落ちにくい物質なので、最初から避けた方が無難と言えます。

 

手入れ時の注意
ドライクリーニング (染み抜き) トリクロロエチレン
(トリクレン) 目の痛み、眠気、頭痛、倦怠感、認知能力の低下など。
毒性が高いので、化学物質過敏症の人はかなりの不快感を示すケースが多い。
対策: クリーニングから返却後は、風通しの良い場所で陰干しをしてから収納する。
陰干しの際は換気に注意。窓から部屋の中に入り込まない位置を選ぶこと。

防虫剤 (衣類用) ナフタリン 触れると皮膚が炎症を起こす恐れが有る。
パラゾール
(パラジクロルベンゼン)
神経細胞を興奮状態にさせ、正常な働きができなくなる。 目、のどへの刺激、頭痛、めまいなど。アレルギーを悪化させる恐れがある。
ピレスロイド系 パラゾールと同じく神経細胞を興奮状態にさせ、同じ症状を起こす。



化学物質(化合物)の詳細
ピレスロイド 有機リン化合物。 無臭。
人には毒性が低く、昆虫に効果的なため、殺虫剤としてよく使用される。
使用用途: 防虫剤、蚊取り線香、農薬、シロアリ駆除

パラゾール
(パラジクロルベンゼン) 有機塩素系殺虫剤 (発ガン物質含む)
神経細胞を興奮状態にさせ、正常な働きができなくなる。 またアレルギーを悪化させる恐れがある。
目、のどへの刺激、頭痛、めまいなど。白内障の恐れも有る。
使用用途: 防虫剤


runより:私はもう古着しか買ってません。