その9のタイトルは「おねぼう」でした。
4コマで低血圧と紹介されている僕ですが、
血圧は本当に低いです。
低血圧の一般定義は
100/60mmHg以下らしいのですが、
一番最近の健康診断では
107/58mmHgという微妙なラインでした。
昔から起き続けるのは得意なんですが、
一度布団に入ってしまうと、
布団から出るのがなかなか億劫です。
だって、布団の中の
ぬくぬく
は、この上ない幸せじゃないですか!
その「ぬくぬく」を妨げられると、
人は機嫌が悪くなったりするものです。
「起こして~」
と頼みつつ、
「起こすな!」
と逆上するパターン。
皆さんもやってしまったり、
被害にあったことはないでしょうか?
4コマでは僕が起こされる側ですが、
これが逆の立場の場合、
「殺したいぐらい憎らしい」
と言い放つ、
とっても恐ろしいゆうかちんに出会います。
円満な生活を築くため、
お互いをどう気持ちよく起こすか
を日夜研究する2匹でございます。
この「朝起きられない」背景には
色んな心理があるんですが、
そこには何かしら、
起きたくない状態
があります。
早く起きても仕方ない、
起きてもやることがない
起きたらあれをやらなくちゃ
これをやらなくちゃ
休みたい、休ませてほしい
休ませろよ
学校行きたくない、会社行きたくない
勉強したくない、仕事したくない
起こして欲しい、助けて欲しい…etc
僕は学生時代、起きられないことを
深刻に悩んだ時期がありました。
いま振り返ると無意識下では、
学校に行きたくない
という理由が、
とてもたくさんあったように思います。
当時は自覚できない
(行きたくない気持ちを認めたくない)
でいたので、寝過ごしてしまうたび、
「また、やってしまった…。
なんて自分はダメなんだろう。」
と自分を責めていました。
ダメ人間を卒業しなくては!
真っ当な人生を送らなくては!
行かない俺が悪い!
甘えてる場合じゃない!
そんな風に思っていたので、
強引な通学方法を取ったんです。
徹夜して寝ないで通学したり、
帰ったらすぐに寝て、
深夜から起き続けて通ったり。
何とも無茶苦茶な方法です。
それぐらい、
起きられる自分
というのを全く信頼できませんでした。
それはもう、眠ること自体が、
怖くて怖くて仕方がないほどでした。
よく乗り切ったなぁとは思うんですが、
当然、あまり気持ち良くありません。
当時にカウンセリング知ってたらなぁ、
などと今では思ったりします。
なので、
・自分が起きられない
・相手が起きない
という時には、まず、
起きたくない気持ち
というのを、
ちょっと想像してあげて欲しいんです。
そしてそれを否定するのではなく、
認めてあげること
が悪循環のサイクルから抜け出す、
初めの一歩となります。
自分自身にも相手にも、
お尻をペチペチするのは、ほどほどに(笑


来週もお楽しみに!










