【4コマ】恋愛カウンセラー発!2匹ぐらし【コラム】 -8ページ目

【4コマ】恋愛カウンセラー発!2匹ぐらし【コラム】

カウンセラーの夫と自由奔放な妻のほのぼの生活。

〓【4コマ】2匹ぐらし-その12 はコチラから 〓

その12のタイトルは「続おトイレ」でした。
この回に登場しているのは僕の友人で、
"ほりうちくん" と言います。

まんが『2匹ぐらし』その12-2









久々の再会だというのに、
いったい何なんでしょう、このサプライズ。

「よろこんでもらいたくて」

という辺り、何かを間違っている気がします。

さて、今日はこのほりうちくんについて、
語りたいと思います。

彼は僕が北海道に住んでいた頃からの友人で、
本屋でのアルバイトを通じて仲良くなりました。

彼は僕がそれまで出会った中で一番、

 いいやつだなぁ

と感じた男でした。

どちらかと言えば僕は文化系で、
彼は体育会系なんです。

一見すると接点がなかったのですが、
彼がドラムをやっているということで、
音楽から親しくなりました。

その頃の僕はロックに目覚めていたので、
ヒットチャートに並ばないような、
みんなが知らない音楽ばかりを聴いていました。

今でこそ有名ですが、当時ほぼ無名だった、
「BLANKEY JET CITY」なんかが大好きでした。

当然、周りにいるほとんどの人と話が噛み合いません。
一人だと寂しいものですから

「ロックを聴け!」

と言わんばかりに、ことあるごとに友人へ、
CDを貸しまくっていたのを覚えています。

「絶対いいから!」

と、まるで保険屋のおばちゃんのようです。

そんな中で、

「ブランキーかっこいいね!」

と反応してくれた1人が、ほりうちくんでした。

自分が大好きなものを「いいね」と、
言ってもらえるものですから、
僕はもう、嬉しくて嬉しくてたまらないわけです。
道路標識を蹴っ飛ばすほどです。

 「じゃあ次はこのアルバムね、その次はこれ!」

と次々に貸しては、その度に彼が

 「2曲目と7曲目が最高だよ!」

などと反応をくれたのでした。

それだけだと、
「音楽の趣味が合った」ということになるんですが、
彼はそれだけじゃなかったんです。

僕は昔からゲームも好きでしたから、
音楽と同じように、

「これが面白いんだよ!」

とよく友人を誘いました。

ほりうちくんは体育会系ですから、
ゲームなんかほとんどしないわけです。

なのでちょっぴり下手くそで、
負けることが多いのですが、それでも彼は、

「次は勝つ!次は勝つ!」

と楽しんでくれたのです。

他にも僕が、

「ビリヤードで負けたら青汁一気飲み!」と言えば、
「よっしゃこい!」とのってくれ、

「おもしろ写真対決しようぜ!」と言えば、
「受けて立つ!」と言い、

「占いに行ってみようぜ!」と言えば、
「行く行く!」と言い。

ことあるごとに遊びの提案にのっては、
それを楽しんでくれたのでした。
これほど馬の合う友達はいないなぁと思ったものです。

ほりうちくんがあまりにいいやつなので、
以前、彼に子供の頃の話を聞いたことがあるんです。

聞けば彼の周りには、
子供の頃からたくさんの友人がいたようです。

僕が驚いたのは、小学生の頃から、
実家には毎日数十人の同級生が常にいたと言うんです。

彼は決して目立つ方ではないし、
リーダータイプでもありません。

でも、どうやら、

たくさんの人に好かれる

という魅力があるようです。

そしてその魅力というのを
言葉にするなら、

人が価値を感じるものに興味をもって共感し、
最高の反応が返せる。

ということなのかもしれません。

他人に無理に合わせるとしんどいだけですが、
もしも、たくさんのものの価値を見たり、
感じたりすることができたなら…

それだけで周りに人が集まり、
人があなたを放っておかないのです。

歳を重ねると新しい分野に興味が薄くなりがちですが、
より多くのことを楽しめる自分で在りたいものです。


ゲームじゅやちん
来週もお楽しみに!ヒヨコ
私事になりますが、
先日、5月4日みどりの日に入籍いたしました。
お相手はもちろん "ゆうかちん" です。

彼女とのお付き合いは、
僕が心理学を学ぶ以前からのものでした。

付き合い早々間もなく同居を始めたので、
7年間、たくさんの時間を一緒に過ごしてきました。

 「もうちょっと大人になって。」
 「言ったことに責任もって頑張って。」
 「わかってよ。わかってあげて。」

たくさん言ってしまったと思います。

 「もっと言葉で言って。気持ちを喋って。」
 「自分の世界に入らないで。」
 「一人にしないで。」

たくさん言われてしまいました。

一緒にいすぎて、家族のようになってしまい、

 ロマンスがない
 ムードがない

と争うこともありました。

正直なところ、もし心理学を学んでいなかったら、
別れてしまっていたかもしれないし、
冷えきった関係で過ごしていたかもしれません。
それぐらい2人でたくさんの問題を味わってきました。

心理学を学ぶきっかけをくれた社長を始め、
カウンセリングサービスの母体である、
神戸メンタルサービスの仲間達に感謝します。

またカウンセリングを受けて頂いた方、頂いている方。
ブログを応援して頂いた方、読んで頂いている方、
本当にありがとうございます。

今後は結婚後の生活もカウンセリングに活かし、
これまで以上のサポートができるよう、
努めていきたいと思います。

ちなみに入籍は済ませましたが、式は9月の予定です。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>


ゲームじゅやちん
来週もお楽しみに!ヒヨコ
〓【4コマ】2匹ぐらし-その11 はコチラから 〓

その11のタイトルは「おトイレ」でした。
皆さんは自宅でトイレの鍵って閉めますか?

以前は閉めずにいた僕ですが、
今ではしっかりと閉めております。

この広い世の中には、

ノックなしで突如侵入する輩

がいますからね。危険です。

当時、周りで話題を呼んだこのネタですが、
4コマには載せていない、その後があるんです。

題して、

「おトイレ~じゅやちんの復讐編」

一番最初にドアを開けられた時、

何を考えてるんだこいつは!

と心の中で思いました。
こんな女性、見たことないですからね。
目的もよくわかりません。

さらにですね、
まさかそれを繰り返すとは思わないわけです。

ところがです。

もともと怒るのが得意じゃないですが、
僕の怒り方が甘かったんでしょう。

やつは面白がり、
その後も2度3度と繰り返したのです。

まんが『2匹ぐらし』その11-3









…これには僕もまいりました。

因果応報

という言葉がありますよね。

やられたらやり返したくなるのが、
人間の心理でございます。

いったい逆の立場だったら、
どうリアクションするんだろう?

そんな好奇心がむくむく湧いてくると、
何だか楽しい気分になってきました。

もしかすると、
彼女もこんな気持ちだったのかもしれません。

何だかウキウキわくわくしちゃいます。

 こ、これは楽しいぞ。

それからは獲物を狙うハイエナのように、
彼女がトイレの鍵を閉め忘れるのを、
今か今かと待ちわびました。

「やめてよー」

そんな風に困る彼女の顔を想像して、
ワクワクしていました。

そして。

ついにその時がやってきたのです。

チャーーーーーーンス☆

ウキウキしながら、
僕はそーっと慎重にトイレに近づきました。

そしてドアノブをガチャリと回し、
いきおいよくドアを開け、
満面の笑顔で言おうとしたのです。


  こんに…

 バカ!!!
 ちょっ、
 もう何考えてるの!!

 信じられない!!!!
 バカバカバカバカ!!
 早く閉めてよ!!
 早く!!最低!!!!

…。尋常じゃない彼女の怒り方に、
ウキウキしてた気持ちもドン引きです。

同じことをしただけなのに、
何なんでしょう…この自分が、

最悪にひどいこと

をしているような扱われ方は。

何だかどうにも腑に落ちないんですが、
その後の彼女のご機嫌直しに、
僕が苦労したのは言うまでもありません。


ゲームじゅやちん
来週もお楽しみに!ヒヨコ
〓「おねぼうさん2の回(中編)はコチラから 〓

今回は前回に引き続いて過去の写真と、
気持ちの変化を簡略ながらご紹介します。

大学 【 大学生時代 】

高校時代にやりたいことが見つからず、
親の意向もあって大学進学を決めました。

しかし、
面白いと感じられる授業がほとんどなく、

 自分は何をしにここに来ているんだろう?

と疑問を抱くようになります。

将来への不安はもちろん、
モテない、ということでもたくさん悩みました。
女の娘と付き合いたいがために、
たくさん格好つけてみたりもしました。

異性経験がないというのは、
当時の自分にとっては死活問題です。

ちょうどこの頃、
学校よりアルバイトが楽しくなっていきます。

全く違う人生を歩んで来た人、
すでに働いている大人、
自活している同世代。

そんな人達と知り合い、
仲良くなっていくのが楽しくて面白くて、

 自分は人が好きなんだなぁ

と感じるようになっていきます。

店舗設立のオープニングスタッフから始めた、
ビリヤード店のアルバイトでは、
上司やお客さんに認められることが増えました。

この頃に女の娘と付き合うこともできて、
だんだんと自信がついていきます。

そうすると今度は、
自分の人生を自分で切り開きたくなり、
大学を辞めて専門学校へ通い直すことを決意して、
親と親戚の反対を振り切って上京します。

専門 【 専門学生時代 】

実家を出た後は中学生時代からの親友と同居し、
自由な生活を満喫しました。

同じ上京組の友人達と集まっては遊び、
語り、楽しい毎日を過ごしていました。

しかし自信がついた分、
今度は相手にも同じ価値観を望むことが増え、
自分の正義感を強く主張したりと、
空回りすることが多くなっていきます。

また友人との同居生活の中では、
これまで実家で母親に言われてきたことを、
今度は自分が友人に言うようになったことに気づき、
母親に対する気持ちが変化しました。

2年目からは1人暮らしを始め、
その頃に現在の妻と出会います。

友人を増やしたくて、
ネットで企画したオフ会が出会いのきっかけでした。

初めて1人暮らしをした中で、
自分は本当に寂しがりだということを痛感したのです。
そして卒業後、印刷会社に就職します。

社会人 【 学生卒業後 】

ざっと学生時代の気持ちの変化を辿りましたが、
写真を見るだけでもなかなか変化が激しいです。

もともとは自己嫌悪が強く、
自分が大嫌いなところからスタートしました。

そのため、

変わりたい

という欲求が人一倍強かったと思います。

形から入って色々な経験をしてきました。
今振り返ると、

強くなりたい

そんな思いがたくさんあったように感じます。

期待からくるプレッシャー、
自分が大嫌いという自己嫌悪。

変わりたいという想い、
いい子を演じてしまう自分。

どうしようもないイライラ、
死にたくなる絶望感。

孤独感からくる寂しさ、
モテないという悩み。

自意識過剰での空回り、
彼女との生活の中での関係…

他にもたくさんあるんですが、
自分が失敗をしたり辛かった分、
それらは時折、痛いほど気持ちがわかります。

カウンセラーをやろうと思った理由の1つに、

そんな自分の失敗を糧に誰かの力になりたい

という想いがありました。
自分自身、身近に誰か
そういう存在が欲しかったからです。

当時はカウンセリングの利用など
思いつきもしませんでした。

全く身近に感じられなかったので、
知っていても利用しなかったでしょう。

カウンセラーという言葉には、
「お医者さん」「先生」的なイメージが強く、

 気持ちがわかってもらえるとは思えない。
 偉そうなこと言われたくない、説教されたくない。
 わかっていることを言われたくない。

きっとそんな風に思ったんじゃないかと思います。

そう感じてきたからこそ、
僕が現在カウンセラーとして活動する中では、

心理学を身近に親しみやすい形に表現し、
問題への具体的なアプローチが提供できる。

そんなカウンセラーでありたいと思っています。


ゲームじゅやちん
来週もお楽しみに!ヒヨコ
〓「おねぼうさん2の回(前編)」はコチラから 〓

今回は4コマの中でゆうかちんが見ていた、
アルバムから過去の写真と、
僕自身の気持ちの変化を簡単にお披露目します。

小学 【 小学生時代 】

少し勉強ができるといった感じの、
おとなしい少年時代です。

たくさんの習い事を習わされたり、
中学受験をさせられたりと、
親の期待にウンザリしていました。

ヒステリックな母親が怖くて、
我慢していい子を演じていたのですが、

 自分も皆と同じように遊びたい。
 なんで自分だけ?

 勉強や将来っていうのは、
 友達よりも大事なんだろうか?

 僕は、何のために生きてるんだろう?

子供ながらに、
そんな風に思っていました。

泣き虫ですぐに泣いてしまうことが多く、
そんな弱い自分が大嫌いで、
運動が苦手なことにも、
大きなコンプレックスがありました。

母親や妹から「暗い」と言われ、
傷ついたりもしていましたねぇ。

中学 【 中学生時代 】

思春期を向かえると反抗期に入りました。
といってもグレてしまうほどの勇気もなく、
中途半端に悪ぶっていただけです。

親にはただただ黙って何も言わず、
睨みつけることが増え、

 毎日がつまらない

と感じてはすごくイライラしていました。

 
誰もわかってくれない
 誰も助けてくれない
 友達はうわべだけ
 何もかも面白くない…


人生の中で一番、

 死んでしまいたい

と強く思っていた時期です。

いじめのような体験も、
この時にします。

弱い自分を強くするため、冷静にクールに、
感情を殺すことを心がけました。

中学の後半で

 このままじゃいたくない

と強く思うようになります。

高校 【 高校生時代 】

中学時代に

 絶望していたところで誰も助けてくれない

と感じた僕は、

 自分で何とかしてやる

と思い立ち、自分から動くことを始めました。

高校へ行ってからは積極的に、
小中学の友人に連絡をとるようになりました。
まめに集合をかけては、
お互いの高校生活を語り合ったのです。

そこで初めて、他のみんなも、
思っていたより独りであること、
声をかけられると嬉しいこと、
自分は寂しがりなこと、等に気づきます。

少しだけ自分のことが好きになれて、
好奇心もたくさん出てきました。

アルバイトをしてみたり、
ギターを始めてみたり、
夜通しで友達と遊んだり。

告白してフラれたり、
父が心筋梗塞で他界したり、
とても変化が多い時期です。

ロックンロールにハマって、
音楽でアイデンティティを確立していきます。

そしてその後の大学生時代、
専門学生時代へと来週に続きます

ゲームじゅやちん
来週もお楽しみに!ヒヨコ
〓【4コマ】2匹ぐらし-その10 はコチラから 〓

その10のタイトルは「おねぼうさん2」でした。
前回の記事では、

気持ちよい起こし方を研究する2匹

と言いましたが、
4コマにあるのは気持ち良くない起こし方です。

まんが「2匹ぐらし」その10-3









今回の記事を書くにあたって、
久々にアルバムを開いてみました。

今やデジタルだ、携帯カメラだ、
という時代ですが、10年近く前までは、
まだまだアナログ写真が主流でした。

思い出を残すツールの1つとして、
女子高生が使い捨てカメラを
携帯していたのが懐かしいです。

今回はアルバムから自分の変化を
お披露目しようと思ったんですが、
むかし遊びで撮ったのものが面白かったので、
今回はそれをお楽しみください。

馬
        『川辺にて』


ゲームじゅやちん
来週もお楽しみに!ヒヨコ