今日はジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団の演奏によるシューマン交響曲第4番を。(1960年3月録音)
「交響曲第4番ニ短調作品120は、ロベルト・シューマンが4番目に出版した交響曲。1841年に初稿が作曲され、1851年に改訂が行われた。
作曲年次としては第1番『春』に次ぐ2番目の交響曲であるが、改訂後の出版年次(1853年)により「第4番」とされた。作品番号は120が与えられたが、これは改訂版に対してであり、初稿の作品番号は存在しない。
妻クララの22歳の誕生日1841年9月13日に、誕生日プレゼントとして彼女に贈られた。2人の結婚は1840年9月12日(ロベルト30歳・クララ20歳)なので、クララにとっては結婚してから2回目の誕生日になる。その3か月後の1841年12月6日に初演も行われたが、出版されないまま10年後に改訂され、現在は改訂版が多く演奏されている。」(Wikipedia 交響曲第4番 (シューマン) より )
セルの指揮するクリーヴランド管弦楽団はやはり見事なアンサンブル、まるで室内楽、と言う言葉が大袈裟に思えないくらい一糸乱れぬ精妙な音楽を聴かせてくれます。セルの描き出すシューマンは厳しさの中に、時になんとも言えない軽妙さ、微笑みに似た明るさを感じさせ柔らかな情感が自然に伝わってくるようでした。
幻想的な美しさを持つシューマン最後の交響曲である第4番と、その下敷きとなった第2番がともに収録されている。また、世界初CD化となるウェーバーの歌劇「オベロン」序曲も収録。
巨匠セル&クリーヴランド管による最大の遺産。渾身のシューマン録音・日本初の全集化。
1958年から1960年にかけて収録されたセルによるシューマンの交響曲全集は、同時期に録音されたコンヴィチュニー/ゲヴァントハウス管盤やクーベリック/ベルリン・フィル盤と並び称されたアナログ時代の名盤である。シューマンの管弦楽法に積極的な改訂を施すことで、各パートが見事なバランス感を持って浮き彫りにされ、全体の響きに埋没しがちな重要な声部に光が当てられている。クリーヴランド管を格調高く統御し、透明感のある響きと立体的な構築性を獲得しているさまはまさに壮観。20世紀後半にオーケストラ芸術の頂点を極めた演奏の最高の実例の一つといえるだろう。
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