マーラー交響曲第3番。この曲を聴き始めると「帝国暦○○年●月△日、この日ラインハルトは……」なんてナレーションが聞こえてくる錯覚が…(笑) (大好きで以前数え切れないくらい観たアニメ「銀河英雄伝説」によく使われているパターンなのです(笑))
と言うような話は置いておいて…(笑) 実はこの曲も以前はあまり聞き通すことのできなかった曲の一つでした。何せ長すぎるので(笑) 最後まで持たない、と言うか何と言うか(笑)
最近になってようやくそれなりに聴くことはできるようになったことはなったのですが、バーンスタインの演奏は旧盤も新盤も音源は持っているものの、旧盤は以前途中で眠ってしまった記憶があり、新盤の方も今ひとつピンとこなかった記憶がありました。でもマーラーと言えばバーンスタインだろう? なんて思い込みと言うか刷り込みのようなものにしても、やはりしっかり聴いておかなきゃと思った次第で(笑) 今日は旧盤をもう一度。
久し振りに聴く1961年に録音されたレナード・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルハーモニックのマーラー交響曲第3番。あれっ、こんな感じだったかな、とちょっと意外な感じがするほど軽く明るい音色で、軽やかに、きめ細かく繊細な表情の変化、さらさらと流れる感じがとても心地の良い音楽です。そして最初にそういう感じを持ったのが良かったのか自然に音楽に入り込む事ができ、この長い曲を少しも長さを感じずに聴き通すことができたのです。時に軽やかに、時に楽しげに、そして時には複雑な表情を浮かべながら音楽は進んでいきます。スタイリッシュで都会的な感じがしたり急に野暮ったいところがあったり、やっぱりマーラーは一筋縄ではいかないというか、かなり複雑なイメージは強いのですが、そうした全てにたぶんバーンスタインとニューヨークフィルは強い共感を持って演奏していると言うことが伝わってくる演奏です。共感を全身全霊すべてをかけて身体で伝えようとするバーンスタインの姿が見えるような演奏、と言って良いかもしれません。メゾ・ソプラノのマーサ・リプトンの歌もとても丁寧で気持ちの良い演奏、合唱も好演でした。
レナード・バーンスタイン・オリジナル・ジャケット・コレクション第4弾。ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏による、’61年録音盤。
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【王宮編開幕】1歳児が内政改革に挑む!
類い稀なる能力を買われた赤ん坊のルートルフは、国王の命を受けて、家族と別れを告げ王宮入りを果たす。王から命じられたのは、貿易戦争に負けないために国力増強と産業振興の策を創案すること。ルートルフは、文官の青年ヴァルターや公爵次男のゲーオルクたちと執務にあたり、別世界の『記憶』を頼ってさまざまな分野で成果をあげていく。
一方、後宮での新たな生活に身の安全は保障されたものと思いきや、王族でもない突然の入居者の存在をよく思わない者たちがいるようで――!? 世話役としてルートルフの傍に仕える少女ナディーネの真意とは……。
新たな出会いが1歳児の【えんだい】なる計画を加速させる本格異世界ファンタジー、王宮編開幕。
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赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録3
ルートルフ、ついに正体がバレる!?
7か月かけた数々の発明により困窮する領地を救ったベルシュマン男爵家の兄弟コンビ。ようやく安定した長閑な生活を満喫する一家のもとに、王都の父から手紙が届いた。内容は建国記念祭を見に王都へ来ないかという誘いだった。ウォルフとルートルフは家族と伴に王都へ行くことを決める。
しかし数日後、王都への道中、ルートルフは妹のミリッツァと一緒に謎の男たちに攫われてしまう。護衛の助けが間に合わない絶体絶命の状況に、ルートルフは勇気を振り絞り……!?
さらに、自分が別世界の『記憶』を持っていることをこのまま隠し続けるのは難しいと考えたルートルフは、兄以外にも秘密を打ち明けることを決意して――。
新展開の数々に目が離せない、頭脳派1歳児の本格異世界ファンタジー第3弾。
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赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録1
赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録2
不作による飢餓、害獣の大繁殖。大ピンチの領地を救うのは、赤ちゃん!?
ルートルフ・ベルシュマンは生後6か月で突然大人並みの意識に目覚め、別世界の『記憶』に何かを告げられるのを感じる。焦らず周りの状況認識と言語習得から始めると、間もなく自分が男爵家の次男であり、領地が困窮していることを知る。領民たちが冬を越せないほどの深刻さに、自分が大人になるまでじっとしていられないと感じたルートルフは、兄のウォルフに自身の正体を明かし、ふたりで領地救済に乗り出そうと決意する。
「ぼく、のこと、ひみちゅ」
ふたりは別世界の『記憶』と『加護』という不思議な力を頼りに、領地に襲い来る問題への対処法を考えていくが……。
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頭脳派0歳児の活躍とかわいらしさに目が離せない、本格異世界ファンタジー。
ルートルフがようやく1歳に!! 兄弟コンビの領地復興ストーリー第2弾!
貧乏男爵家次男のルートルフは、別世界の『記憶』を持った頭脳派0歳児。やがて困窮する領民の状況を知った彼は、兄のウォルフにだけ自身の正体を明かして、領地救済に乗り出していく。ふたりは黒パンやコロッケなどを次々と発明し、おかげで領地は危機を脱しつつあった。
そんなある満月の夜、ルートルフとウォルフはオオカミのザムの背に乗せられて、隣のディミタル男爵領へ連れていかれる。森の中に着いたふたりが見たのは、柵に捕われたザムの仲間たちだった! 領地困窮の大きな原因となった害獣大繁殖のカラクリを知ったふたりは、オオカミ解放作戦を開始するが……。
さらに、1歳を迎えたルートルフの前に見知らぬ赤ちゃんが現れて!? 赤ちゃん度MAXでお届けする、領地立て直しストーリー第2弾。
刑事の鈴木は、目覚めるとロボット掃除機になっていた! しかも眼前には男の死体が……。『地べたを旅立つ』改題。解説/辻真先












