今日は一日体調最低、でした。喉が焼けるように痛く、頭が割れそうに……(まあ、要するに風邪ひいた、ってことなんでしょうね。) 体温を測っても平熱なのですが、全身が怠くて何もやる気になりません。
まあ、こんな日はさっさと寝てしまおうか。ブログ記事を書かなければなりませんし(笑)、寝る前に何か聴こうかな。モーツァルトにでもしようか、と言うわけでYouTubeですぐに眼に付いた動画をかけてみたのです。
リッカルド・ムーティ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。1987年に録音された音源、とのこと。この演奏を聴くのは初めてでした。
「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は大好きな曲なのですが、なかなか聴いてこれは良い、と思える演奏に出会わない曲のような気がします。壊れやすい、と言われるモーツァルトの音楽の中でもほんとうに壊れやすい曲なのではないか、などと勝手に思ったりします。繊細に積み上げられた物を正確に、かつセンス良く再現してくれなければ気持ちよく聴けないのではないか、などと…
しかし、今日聴いたこの演奏、とても良いのです。オーケストラの立ち上がりからまったく鈍さや不揃いなざらつきのようなものは感じさせず、それは合唱が入ってからも少しも変わりません。ここにはまってほしいと思う音が全てその通りにきちんと決まる合唱。各パートの声も美しく、その上で指揮者の流れ良く深い気持ちを込めて歌う音楽が。
聴きながら、これ合唱団はたぶん…
動画の詳細欄を見るとスウェーデン放送合唱団、ストックホルム室内合唱団と記載されています。そして合唱の指導はエリック・エリクソン。やはり。
こうなると、同じアルバムの「レクイエム」も聴かなければ。
いや、やはり今日はこのまま寝ようか。続きはまた後にしよう(笑)
下記リンクから、リッカルド・ムーティ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 & スウェーデン放送合唱団、ストックホルム室内合唱団他によるモーツァルト「レクイエム ニ短調 K.626 [ジュスマイヤー版]」と「アヴェ・ヴェルム・コルプス 」のアルバム全曲をお聴きになれます。
ムーティとベルリン・フィルによる迫りくる名演に、エリック・エリクソンが率いる最高水準の合唱団が加わった崇高なレクイエムの世界。レコード芸術推薦盤。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)
レクイエム ニ短調 K.626 [ジュスマイヤー版]
1:入祭文:永遠の休息
2:キリエ
3:続唱:怒りの日
4:不思議なラッパが
5:おそるべき大王よ
6:思いたまえ
7:呪われた者ども
8:涙の日
9:奉献唱:主イエズス
10:いけにえ
11:聖なるかな
12:ほむべきかな
13:神の子羊
14:聖体拝領唱
15:アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
パトシリア・パーチェ(ソプラノ)
ヴァルトラウド・マイヤー(メゾ・ソプラノ)
フランク・ロパード(テノール)
ジェイムズ・モリス(バス)
スウェーデン放送合唱団
ストックホルム室内合唱団
(合唱指揮:エリック・エリクソン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:リッカルド・ムーティ