エーリヒ・クライバー/NBC交響楽団 楽劇「パルシファル」より「第1幕前奏曲」 | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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第2次隊戦前は若くして独墺の音楽界の主要なポジションに就き実力者の一人として知られたエーリヒ・クライバーでしたが、戦後はなかなかその実力に見合う活躍場所に恵まれず、ようやくウイーン・フィルなどで力を発揮し始めた頃に急逝してしまったため他の戦前からの巨匠たちと比べ早く忘れられてしまった傾向があります。

 

1970年代あたりから、華々しく登場、楽壇の注目を一身に浴びた息子カルロス・クライバーの陰に隠れ、カルロスの父親、と言う形容詞付きで語られることの方が多くなってしまったわけですが、実はそのカルロスが最も怖れていたことが父と比べられることだったようです。

 

今日はエーリヒが戦後すぐNBC交響楽団を指揮したワーグナーの管弦楽集を聴きました。

その引き締まったフォルム。推進力に満ちた音楽。そして歌を知りつくしたしなやかさ。

あまり良い録音ではありませんが、若くしてベルリン国立歌劇場のトップに立ち、フルトヴェングラーやワルターと並ぶ巨匠の一人として讃えられた彼の音楽の片鱗が間違いなくここにあると思います。そしてその一部は間違いなく息子のカルロスに引き継がれた物でもあったのでしょう。聴き応えのある音楽、でした。

 

 

 

 

 

Wagner:Excerpts from Siegfried / Beethoven:Symphony No.7

 

 

 

 

 

 

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ルートルフがようやく1歳に!! 兄弟コンビの領地復興ストーリー第2弾!

貧乏男爵家次男のルートルフは、別世界の『記憶』を持った頭脳派0歳児。やがて困窮する領民の状況を知った彼は、兄のウォルフにだけ自身の正体を明かして、領地救済に乗り出していく。ふたりは黒パンやコロッケなどを次々と発明し、おかげで領地は危機を脱しつつあった。
そんなある満月の夜、ルートルフとウォルフはオオカミのザムの背に乗せられて、隣のディミタル男爵領へ連れていかれる。森の中に着いたふたりが見たのは、柵に捕われたザムの仲間たちだった! 領地困窮の大きな原因となった害獣大繁殖のカラクリを知ったふたりは、オオカミ解放作戦を開始するが……。
さらに、1歳を迎えたルートルフの前に見知らぬ赤ちゃんが現れて!? 赤ちゃん度MAXでお届けする、領地立て直しストーリー第2弾。

 

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不作による飢餓、害獣の大繁殖。大ピンチの領地を救うのは、赤ちゃん!?

ルートルフ・ベルシュマンは生後6か月で突然大人並みの意識に目覚め、別世界の『記憶』に何かを告げられるのを感じる。焦らず周りの状況認識と言語習得から始めると、間もなく自分が男爵家の次男であり、領地が困窮していることを知る。領民たちが冬を越せないほどの深刻さに、自分が大人になるまでじっとしていられないと感じたルートルフは、兄のウォルフに自身の正体を明かし、ふたりで領地救済に乗り出そうと決意する。
「ぼく、のこと、ひみちゅ」
ふたりは別世界の『記憶』と『加護』という不思議な力を頼りに、領地に襲い来る問題への対処法を考えていくが……。
秘密を共有した兄弟コンビは無事に男爵領を救うことができるのか?
頭脳派0歳児の活躍とかわいらしさに目が離せない、本格異世界ファンタジー。

 

 

 

掃除機探偵の推理と冒険 (ハヤカワ文庫JA)

刑事の鈴木は、目覚めるとロボット掃除機になっていた! しかも眼前には男の死体が……。『地べたを旅立つ』改題。解説/辻真先

 

 

臼月【うすづき】トウコは援護【まも】りたい

二月の苫小牧。完全犯罪をもくろむ男が用意した完璧なはずのアリバイは、意外な人物によって崩される。人を【援護/まも】るつもりが、いつも必ず容疑者にしてしまう――史上最も不器用な「探偵」が活躍する、デビュー作『掃除機探偵の推理と冒険』に続く新感覚ミステリ

 

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