ヴンダーリッヒの声が聴きたいな、と何となく思いました。
「美しき水車小屋の娘」にしようか、それとも「詩人の恋」にしようか、などと考えていた時にYouTubeで見つけたのが1965年5月のシュヴェツィンゲン音楽祭のライヴ録音。「詩人の恋」とベートーヴェン、シューベルトの歌曲を歌ったコンサートの記録です。ヴンダーリッヒの亡くなる少し前の「詩人の恋」をメインにしたライヴ録音はいくつか遺されていて、私のライヴラリーには1965年8月のザルツブルグ音楽祭のCDがありますし、他に亡くなるほんの少し前に録音されたエディンバラ音楽祭のライヴのCDも発売されていたようです。
このシュヴェツィンゲン音楽祭の録音はまだ聴いていませんでしたので早速これを聴くことにしました。
スタジオ録音と同じ年のコンサートライヴですし、解釈や歌唱法は大きく変わることは無いと思いますし、さすが歌手として全盛期にあった頃の記録ですから声の響きは見事。高い音やフォルテの部分だけでなくピアニシモの美しさも格別。ただただ魅了されるばかりです。ライヴらしく興が乗った部分での微妙なテンポの動きや表情付けなど聴いていて知らぬ間に惹き込まれるような魅力に溢れた歌が聴けました。
夢みるように甘美な歌声、「詩人の恋」ほか ヴンダーリヒ、リーダーアーベント1965年
おなじみギーゼンとの顔合わせによる、永遠の貴公子ヴンダーリヒのリートの夕べ。「詩人の恋」ほか、得意としたナンバーで構成されたプログラム
1. シューマン:歌曲集「詩人の恋」Op.48
2. ベートーヴェン:アデライーデ Op.46/諦め WoO.149/くちづけ Op.128
3. シューベルト:
孤独な男 D 800/夜曲 D 672/リュートに寄せて D 905/双子座の星に寄せる舟人の歌 D 360/
シルヴィアに D 891/ミューズの子 D 764
【演奏】
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
フーベルト・ギーゼン(P)
【録音】
1965年5月19日 シュヴェツィンゲン宮殿(ライヴ)
Schumann: Dichterliebe / Wunderlich, Giesen
そえだ信「赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録」シリーズ第2弾発売!!!
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画像が公開されました。お兄ちゃん、カッコいい。そして、ザム。とても良い仕上がりになっていますね!! イラストは一作目と同じ、フェルネモさんです。
「赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録2」そえだ信 [MFブックス] - KADOKAWA
ルートルフがようやく1歳に!! 兄弟コンビの領地復興ストーリー第2弾!
貧乏男爵家次男のルートルフは、別世界の『記憶』を持った頭脳派0歳児。やがて困窮する領民の状況を知った彼は、兄のウォルフにだけ自身の正体を明かして、領地救済に乗り出していく。ふたりは黒パンやコロッケなどを次々と発明し、おかげで領地は危機を脱しつつあった。
そんなある満月の夜、ルートルフとウォルフはオオカミのザムの背に乗せられて、隣のディミタル男爵領へ連れていかれる。森の中に着いたふたりが見たのは、柵に捕われたザムの仲間たちだった! 領地困窮の大きな原因となった害獣大繁殖のカラクリを知ったふたりは、オオカミ解放作戦を開始するが……。
さらに、1歳を迎えたルートルフの前に見知らぬ赤ちゃんが現れて!? 赤ちゃん度MAXでお届けする、領地立て直しストーリー第2弾。
可愛いたくさんの赤ちゃん!? 幸せな気分になれます!
可愛いたくさんの赤ちゃんを、ありがとうございます。
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不作による飢餓、害獣の大繁殖。大ピンチの領地を救うのは、赤ちゃん!?
ルートルフ・ベルシュマンは生後6か月で突然大人並みの意識に目覚め、別世界の『記憶』に何かを告げられるのを感じる。焦らず周りの状況認識と言語習得から始めると、間もなく自分が男爵家の次男であり、領地が困窮していることを知る。領民たちが冬を越せないほどの深刻さに、自分が大人になるまでじっとしていられないと感じたルートルフは、兄のウォルフに自身の正体を明かし、ふたりで領地救済に乗り出そうと決意する。
「ぼく、のこと、ひみちゅ」
ふたりは別世界の『記憶』と『加護』という不思議な力を頼りに、領地に襲い来る問題への対処法を考えていくが……。
秘密を共有した兄弟コンビは無事に男爵領を救うことができるのか?
頭脳派0歳児の活躍とかわいらしさに目が離せない、本格異世界ファンタジー。
刑事の鈴木は、目覚めるとロボット掃除機になっていた! しかも眼前には男の死体が……。『地べたを旅立つ』改題。解説/辻真先
二月の苫小牧。完全犯罪をもくろむ男が用意した完璧なはずのアリバイは、意外な人物によって崩される。人を【援護/まも】るつもりが、いつも必ず容疑者にしてしまう――史上最も不器用な「探偵」が活躍する、デビュー作『掃除機探偵の推理と冒険』に続く新感覚ミステリ
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