クナッパーツブッシュ ブラームス交響曲第2番、第4番 やはり、良いです。 | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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今日は、クナッパーツブッシュの指揮でブラームスの交響曲を。

 

YouTubeで「クナッパーツブッシュ」と検索すると、右側に「ハンス・クナッパーツブッシュ」と言う項目といくつかの動画の紹介が表示されます。この「ハンス・クナッパーツブッシュ」と言う部分をクリックすると「ハンス・クナッパーツブッシュ - トピック」と言うページが開きました。

 

さらにそこの「アルバムとシングル」と言うところをクリックすると・・・。なかなか面白そうな動画の再生リストがびっしりと並んでいます。ちょっと時間を取ってじっくり中身を見てみたいな、という感じです。(もっとも一つ一つの音源は聴いたことのある物が多いとは思いますが。… いや、もしかすると意外な音源があるかも。なんて(笑))

 

その中から今日はブラームスの交響曲第2番と第4番がセットになった再生リストを聴いてみました。

 

第2番がスイス・ロマンド管弦楽団、第4番がブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団との演奏。YouTubeの説明欄には録音日時は記載されていませんでしたが、調べてみると下記のようになっているようです。

 

●ブラームス:交響曲第2番ニ長調 op.73
スイス・ロマンド管弦楽団
1947年6月30日~7月1日
●ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団
1952年12月12日

 

スイス・ロマンドとの演奏はデッカとの正式録音らしいのでたぶんスタジオでのセッション録音だろうと思います。ブレーメン・フィルとの演奏はライヴ録音でしょう。(もしかすると放送用の録音かも知れません。)

 

何方のオーケストラもクナッパーツブッシュとの録音はさほど多くは無いと思いますが、実力は申し分なくいかにもクナッパーブッシュらしい音楽を聴かせてくれました。

 

ぶっきらぼうな雰囲気で始まりながら音楽が進むにつれ繰り広げられる自在なテンポルバート、長く地を揺るがすようなクレッシェンド、あるいは深く重く揺蕩うような緩徐楽章。そしてここぞという時の強烈で時に暴力的な、とまで感じさせるフォルティッシモ。凄まじい音楽です。ある種、デフォルメされた、とも感じるブラームス。しかしそれは紛れもなくブラームスの音楽なのです。

 

決してすべてが上手い演奏でも無く、美しいばかりの音楽でも無く。あちこち文句をつけながら聴きつつ、聴き終わった時の、しかしこの深い満足感……。

やはり、クナッパーツブッシュ。私は大好きです。

 

 

 

 

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