ゴールウェイ、アルゲリッチ「フランク&プロコフィエフ:フルート・ソナタ集」 | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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ライブラリーの中にアルゲリッチの演奏が意外なほど少なく、一時は随分聴いたはずなのに、と思いつつ、もう一度アルゲリッチの演奏の音源を少し手に入れようかな、と思いあれこれ見ているうちにジェイムズ・コールウェイとのプロコフィエフとフランクのフルート・ソナタ集というディスクを見つけ購入しました。

 

フルートのゴールウェイももっと聴きたいと思っていたアーティストだったのです。

 

プロコフィエフもフランクもフルート・ソナタは聴いた記憶がありませんでした。

未知への挑戦?(笑)

 

何しろ初めて聴くのですから曲や演奏の詳しい解説など書くことはできません。(と言うか、何度も聴いている曲だってそんな亊出来はしないのですけど(笑))

 

しかしどちらもとても気に入りました。

 

ゴールウェイの音色の美しさと豊かな表現力、そして単なる伴奏になるはずもないアルゲリッチのピアノ。

 

こう言う演奏を聴くと、アルゲリッチという人は本当に音楽が好きなんだなと思います。それはソロで弾く時ばかりではなくこう言った他の一流奏者と共演した時により強く感じます。フルートの演奏をさりげなくバックアップしたり、思い切り挑発したり、もう音楽の中に入り込んで自在に世界を作り込んでいっているようです。時に深く、時に激しく、音楽と言う芸術の持つ大きな力をつくづくと再確認させてくれる演奏でした。

 

César Franck: Sonata for Flute and Piano in A Major

 

 

 

フランク&プロコフィエフ:フルート・ソナタ集(期間生産限定盤)

2人の天才が息の合った演奏を聴かせる珠玉の1枚。
フルーティスト、ジェームズ・ゴールウェイと、ピアニスト、マルタ・アルゲリッチという2人の天才が息の合った演奏を聴かせる珠玉の1枚。フランクの「フルート・ソナタ」は有名な「ヴァイオリン・ソナタ」をフルートで吹いたものだが、ゴールウェイのつややかな演奏が、ヴァイオリンとはまた異なる新たな魅力をこの曲に与えている。プロコフィエフではアルゲリッチの推進力とゴールウェイの輝かしい歌がぴたりと同期している。