サヴァリッシュ/シュターツカペレ・ドレスデンのシューベルト ミサ曲第6番と第5番 | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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今日聴いたのは、これも先日レンタルしたCDのひとつ。サヴァリッシュ指揮シュターツカペレ・ドレスデン、ライプツィヒ放送合唱団の「シューベルト:ミサ曲第5番、第6番」

 

 

リンクした記事では「サヴァリッシュ指揮のシューベルトのミサ曲は、サイトの説明にペーター・シュライヤーとしか書いていなかったのでてっきりシュライヤーが指揮した演奏があるのかと勘違いした物でした(汗)」と書いているのですが、それも別の記事でに紹介していたサヴァリッシュとバイエルン放送交響楽団、放送合唱団との一連のシューベルト宗教音楽録音の一つだと思い込んだ勘違いでした。これはバイエルンとの録音よりしばらく前にシュターツカペレ・ドレスデンと録音した別の演奏でした。(シュターツカペレ・ドレスデン盤は1971年録音、バイエルン放送交響楽団、放送合唱団との全集は1977年~1983年録音。)

 

 

しかし、シューベルトの宗教音楽に名曲が多いとは言え、数多い宗教音楽の中で特別知名度が高いとは言えないこれらの曲を複数回録音していると言うのは、サヴァリッシュがいかにシューベルトの音楽を愛していたかを物語っているように思えます。

 

2枚組のCDはまずミサ曲6番から始まっていました。これが素晴らしい演奏です。音楽が始まって少ししたあたりから完全に惹きつけられました。時に暗く時に厳しい曲想、そしてその間には天国から流れきた音楽のように優しく美しい歌が聞こえます。サヴァリッシュの端正な造形がその音楽の深みを際立たせてくれているようです。この曲はシューベルトの最晩年の曲ですがその頃のシューベルトに見えていた風景、深い苦しみや絶望、切実な祈り、そして祈りの先におぼろげに見える神の微笑み・・・、そんな物が高いレベルで表現された曲のように思えます。そして指揮者もソリストも合唱も、オーケストラも、皆そんなことをしっかりと噛みしめながら表現された演奏だと思いました。

 

 

続く第5番もとても素晴らしい演奏でした。歌の人シューベルトの良さが満ちあふれた音楽。優しい響きが心に沁みます。

 

同じ時にレンタルしたフェルディナンド・シューベルトの「レクイエム」も聴きました。

美しい曲です。そして美しい演奏。

 

しかし何か物足りなさが残るのは、結局やはり弟との才能の差と言うことになってしまうのか。

少しもどかしい感じのするところもある音楽でした。

 

 

 

 

 

シューベルト : ミサ曲第5番変イ長調

 

 

 

F.シューベルト:レクイエム