シベリウス 交響詩「ポヒョラの娘」 フィンランドの民族叙事詩が生き生きと | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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今日もシベリウスを聴いています。今日のは、かなり古い録音ですね。

 

シベリウスの交響詩「ポヒョラの娘」と言う曲、演奏はロベルト・カヤヌス指揮 ロンドン交響楽団。

録音日時が1932年6月29日&30日となっています。

 

なんと今から88年前の録音。それにしてはとてもきれいな音で聴くことができます。

 

カヤヌスと言う人はフィンランドの指揮者でシベリウスの権威として知られていたようです。この「ポヒョラの娘」と言う曲はカヤヌスに献呈された曲とのこと。

1856年生まれですから、アルトゥル・ニキシュより一つだけ下で、マーラーより少し年上。ワインガルトナーやトスカニーニより大分年上になりますから録音が残っていることが不思議と言えるかも知れない年代の指揮者です。(マーラーは録音はありませんし、ニキシュはわずかな断片があるだけです。)


シベリウス:交響詩「ポヒョラの娘」 Op. 49

「交響的幻想曲《ポホヨラの娘(Pohjolan tytär, sinfoninen fantasia)》作品49は、ジャン・シベリウスの1906年に作曲された交響詩で、《ポヒョラの娘》の名でも知られている。フィンランドの民族叙事詩『カレワラ』に基づき、その英雄ヴァイナモイネンの物語が音楽によって繰り広げられて行く。以下のような物語が描かれている。

白髭を蓄えた不撓不屈の英雄ヴァイナモイネンは、暗い景色の中を橇で滑っているとき、虹に腰掛けて金糸で布を織り上げている「北国ポホヨラの娘」を見つける。英雄は娘に同行するように誘ってみるが、娘は「自分が課した数々の困難な試練を果たせるような男にしかついて行かない」と答える。その試練とは、彼女の糸巻き車のかけらで舟をこしらえるとか、目には見えない結び目に卵を結わえ付けるとかというものだった。ヴァイナモイネンは熟練した魔術によってこれらの試練を果たそうとするも、悪霊に裏をかかれて自分の斧で負傷してしまう。ヴァイナモイネンは諦めて試練を投げ出し、粛々と旅を続けるのであった。


初演は1906年12月29日にサンクトペテルブルクで、シベリウス自身の指揮とマリインスキー劇場管弦楽団の演奏により行われた。総譜は同年にリーナウ社から出版されている。」(Wikipedia ポホヨラの娘 より )

 

 

 

あまり聴く機会の少ない曲ですが生き生きとした表情でわくわくするような音楽ですね。

録音もそうですが音楽の語り口も古さを感じさせない気持ちの良い演奏でした。