ワグナー ジークフリートの葬送行進曲 クナッパーツブッシュのとてつもないスケールの音楽 | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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普段はあまりワグナーを聴くことはないのですが、何故か今日は聴いてみたくなりいくつかの音源を続けて聴きました。

フルトヴェングラーの「マイスタージンガー前奏曲」、トスカニーニの「ワルキューレの騎行」、シューリヒトの「ジークフリート牧歌」、それから・・・。

どれもなかなか良い演奏です。

でもクナッパーツブッシュの「夜明けとジークフリートのラインへの旅」と「ジークフリートの葬送行進曲」を聴き始めると・・・

そのスケール感にただただ飲み込まれるようです。

ワグナーの伝記なんか見ると、こんな嫌なやつはいないな、なんて感じですが(笑)

どれだけ嫌な人間でも、こんな音楽が残せるなら、それだけで凄いことじゃ無いか(笑)

ワグナーも凄いけれど、それをこのスケールで描ききるクナッパーツブッシュって人もやはりとんでもなく凄い音楽家だと思います。

聴きながら昼寝でもしようと思っていたのですが、すっかり目が覚めました。

さて、少し身体を動かそうか、なんて。


クナッパーツブッシュ/ワーグナー名演集
巨人指揮者クナッパーツブッシュは若い頃からワーグナーを得意としており、バイロイト音楽界やバイエルン国立歌劇場で伝説的な名演奏の記録を刻んできました。殊に晩年になって会得した演奏スタイルである悠揚迫らぬ巨大なスケール内面の激しい燃焼は、余人の到達し得ぬ境地に達していると言っても過言ではないでしょう。彼の芸術の粋を伝えるワーグナー・アルバムです。