【がんを治す食事、がんをつくる食事】

今日もブログにいらしていただきまして

ありがとうございます

まきてぃ.です

少し前からエドガー・ケイシー療法の食事と、雑穀を取り入れてますが、食べるとカラダが喜ぶって感覚がわかってきた気がします

そして学べば学ぶほど面白いし、美味しい😋

杏林予防医学研究所、所長　山田豊文さんのfb投稿をシェアさせていただきます。

【がんを治す食事、がんをつくる食事】

植物性主体の食事が各種のがん対策にも有意義であることは言うまでもありませんが、そのポテンシャルを改めて感じさせるような研究結果が続いて報告されています。

ひとつめは「前立腺がん」に関するものです。

この研究では、平均年齢65歳の前立腺がん患者2,000名超を対象に、健康的な植物性食品（全粒穀物、豆類、野菜、果物、種実類など）の摂取量に応じて植物性主体食指数（PDI）をスコア化し、食事内容が前立腺がんの進行にどのように影響を及ぼすかを調査しました。

その結果、この指数の最低値群の進行リスクを1とした場合、最高値群では47%のリスク減がみられたのです（ひとつめの棒グラフ）。

研究チームは、植物性主体食では種々のファイトケミカルが抗酸化作用や抗炎症作用を発揮し、食物繊維が血糖値を制御することで、前立腺がんからの防護効果を発揮しているのだろうと推測しています。一方で、肉類や乳製品に含まれる各種ホルモンやヘテロサイクリックアミン（高温調理で発生する発がん物質）、インスリン様成長因子-1（IGF-1）などが、前立腺がんのリスクや死亡率を高めうることにも言及しています。さしずめ、前者は「がんを治す食事」、後者は「がんをつくる食事」といったところです。

もうひとつは「乳がん」に関する研究結果です。

そこでは、乳がん患者30名を2群に分類し、一方は普段の食事、もう一方は研究チームが提供した食事を8週間、それぞれ摂取しました。後者の食事内容は、植物性主体の未加工の食事（WFPB食＝whole-food, plant-based diet）で、主に全粒穀物（全粒粉パスタを含む）や豆類、野菜、果物、種実類で構成されていました。後者の被験者らは動物性食品（肉や卵、乳製品）やあらゆる油脂類を避けるよう伝えられたほか、両群の被験者全員が総合ミネラルビタミンのサプリメントを毎日摂取しました。

8週間後に両者の検査結果を比較したところ、植物性主体食群ではBMIやインスリン抵抗性、IGF-1など、乳がんの進行リスクを高めうる項目の数値が有意に低下していました（ふたつめのグラフ）。有意ではなかったものの、腫瘍マーカーの数値も総じて安定していました。

いずれの研究にも共通するのは、被験者がすでにがんを発症している患者だということです。しかも、抗がん剤などの慣習医療の治療を受けている患者も多く存在しました。それでも「がんを治す食事」が広く功を奏している様子からは、がんであろうがなかろうが、現代医療に依存していようがいまいが、どんな人でも今すぐ植物性主体の食事に切り替えれば、その恩恵にあずかれることが伝わってきます。

また、乳がん患者の研究結果からは、質の高い食事あってこそのサプリメントの相乗効果であることもうかがい知れます。

毎日の食事で植物の偉大な力を存分に活用しましょう。