ブログにいらしていただきまして
ありがとうございます
まきてぃ.です。
天災であれ、人工的であれ、大地震はいつ来てもおかしくありません。
備えれば救われる人が増えます。
寺尾介伸さんのfb投稿をシェアさせていただきます。
人工地震を起こす方法は4種類
人工地震を起こす方法
■非爆薬震源
日本国内の物理探査の震源として主流であった爆薬(ダイナマイト)は、昭和50年ごろを境に騒音、振動公害の問題から急速に減少し始め、現在では、山間地や住民の少ない地域で使用されています。 しかしながら、都市化が進んでいる地域でも、物理探査の必要性があり、安全性、環境保全の観点から非爆薬(高圧空気、重錐落下、バイブレータなど)の震源が日本国内でも必要になってきました。
特に最近では、都市部での地下構造調査や活断層調査など都市地域での調査も多くなり、ますます環境保全、安全性の観点から非爆薬震源が使用されるようになっています。
非爆薬震源の代表例として、バイブレータ、油圧インパクタ、エアガンが挙げられます。
■ バイブレータ
バイブレータ(Vibrater)は、米国の石油会社であるCONOCOが開発導入したバイブロサイス(VIBROSEIS)と呼ばれ石油探鉱手法で使用される震源であり、この2つの用語の区別は、ほとんどされていません。 特に大型バイブレータ(Model Y-2400)は、当社が石油探鉱調査のために導入したものです。
今日では、当社が10台所有し、地下構造調査や活断層調査などにも欠かせない震源となっています。また、中型バイブレータも4台所有しています。
震源としての特徴は、Sweepと言う連続した振動を地面に伝え、それを何回か繰り返すことによって、一回のエネルギー(振動)が小さくても、 それを足し合わせること(スタック)によって、エネルギーを増大し、ノイズもキャンセルする効果が生まれます。
その結果、都市部での調査に適している震源として機能しています。
■ 油圧インパクタ
油圧インパクタは、当社が開発した窒素ガス加速式重錐落下のパルス人工震源です。
探査深度別にJMI-400、JMI-200、JMS-65の3つのタイプがあります(JMI-400、JMI-200は製造終了)。
当社は、油圧インパクタを国内の反射法調査やVSPなどで使用し、震源として改善を加え、海外の石油・石炭調査に使用し実績を上げながら、現在では台湾へもJMS-65を販売しています。
震源としての特徴は、パルス波を地面に送り込み、スタック(震源の足し合わせ)が容易で、掛けやや雷管発破より、作業効率を上げることが出来きます。
パルス震源でありながらノイズ環境にもある程度対応できます。
■ エアガン
エアガン(Airgun)は、水中用震源で高圧空気(2000psi)を鋼鉄製のエアチャンバーに圧入し、 チャンバーを密封しているピストンを動作させることにより、水中に圧縮空気を放出して急激に膨張する空気による弾性波パルスを発生させます。
震源としての特徴はパルス波で二次バブルの発生を抑止するため、アレイを組みます。
また、単純パルスにするためにウエーブレット処理を行っています。
最近の技術革新により、発生する二次バブルを水中で消去する機能をもったエアガンも開発しています。
左画像は、昨日の地震の波形図ですが、P波(小さな揺れ)がないです。P波が無く、イキナリ『ドカン』とくるのが人工地震。
良い午後を
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