なぜ、今、放射線育種米を主要品種として導入する動きが生まれたのか | ライトワーカーまきてぃ.の覚醒するブログ

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放射線育種米について



種の専門家であり食の世界の運動研究者、印鑰智哉さんより



放射線育種米について。なぜ、今、放射線育種米を主要品種として導入する動きが生まれたのか、まとめておきたい。
 直接の理由はカドミウム汚染対策である。
 カドミウムは人体には毒性がある鉱物であり(1)、自然に含まれる可能性はあるが、やはり大きな汚染は産業活動伴うものであり、鉱山やセメント工場などが主原因。
 このカドミウム汚染対策としては土壌改良(客土。土を入れ替える)、植物による土壌浄化、農法によるカドミウム対策、品種によるカドミウム対策がある。この間の対策によって稲に含まれるカドミウムは減る傾向にあり、現在、農水省の調査によると、国内で生産されているお米のカドミウム残留量は0.1ppm以下が9割近くを占め、0.2ppm以下が98%を超しているとのことだ。この調査によると、日本のほとんどのお米は安全なレベルにあると考えられる。
 
 現在の国際基準は0.4ppmだが(2)、それを超える残留量のお米は2010年産米の農水省の調査では出ていない(3)。しかし、地域によっては、高汚染地域では高汚染米が出現している。カドミウムは土壌に留まる傾向があり、その範囲は広くはない。そうした地域では、さまざまな手を打っても、天候などにも左右され、高汚染米に悩まされる。汚染の責任は農家にはなく、鉱山などの産業活動の結果であり、汚染者が責任を取るべきだが、国や地方自治体が汚染米を買い上げることで対応がなされてきた。該当地域の関係者は並々ならぬ苦労をされてきているはずだ。その対策としてカドミウムをほとんど吸収しない低カドミウム品種が待望されることになる。
 
 2010年頃からカドミウムを取り込む機能を持つ遺伝子が同定され始める。その遺伝子を変異させることで、カドミウムを吸収しない稲がめざされた。この時期はまだCRISPR-Cas9が出る前なので、放射線照射が選択されたと考えられるが、その結果、作られたのがコシヒカリ環1号である(2015年品種登録)。
 
 農水省は2018年に「コメ中のカドミウム低減のための実施指針」を発表し、コシヒカリ環1号を対策の基軸に据え、こう述べている。
「既に(国研)農研機構や各地方自治体において、100 種類以上のカドミウム低吸収性イネ品種・有望系統の育成・開発が進んでいる」。
 さらに
「農林水産省は、カドミウム低吸収性イネの普及拡大を図るため、各都道府県に、カドミウム低吸収性を付与したイネの育成・普及を促すとともに、今後、農研機構において自ら育成する主要な食用品種にカドミウム低吸収性の付与を進める」(4)
 
 このカドミウム低吸収性品種としてはいくつか品種が考えられるのだが、この農水省の指針に書かれているのはコシヒカリ環1号とその後代交配種(あきたこまちRなど)だけで、今後、国が開発するお米の主要品種にこの系統を導入していく計画であることを伺わせる内容となっている。さらに、各都道府県でもその方向を促している。この方向になれば、日本のお米の主要品種は放射線育種米になる。
 
 もっとも、このコシヒカリ環1号系には問題がある。カドミウムを取り込む機能はもともとマンガンを取り込む機能であり、それを破壊することによって稲の生育に必要なマンガンをきわめてわずかしか吸収できず(通常のコシヒカリの12分の1くらいか?)、マンガンの補給対策をしないと、ごま葉枯病になりやすく、収量にも問題が出る可能性がある。
 
 石川県は2020年にコシヒカリ環1号を産地品種銘柄登録している。石川県でも2020年、2021年、2022年と生産されたが生産される量は年々減っている(それぞれ6トン、3トン、データなし)。他の件での採用が進まない背景にもその生産の難しさがあるのではないだろうか?
 
 ここで2つ大きな疑問が浮かんでくる。まず、カドミウム対策としてコシヒカリ環1号系よりもっとよい品種はないのか、ということであり、もう1つはすでに十分カドミウム残留量が低い地域で、マンガン欠乏を起こしてしまう品種を利用する意味があるだろうか、ということである。
 
 まず、最初の問いについてだが、コシヒカリ環1号やあきたこまちRを含むコシヒカリ環1号の後代交配種の採用は最良の解決策にはならないだろう。手をかけないと病気になる厄介さが消えない限り、環境の変化への対応など、まだ未知な要素がある。その点、これらの品種だけに頼ることは危険だ。
 
 またこれらの品種はカドミウムをほとんど吸収しないため、栽培を続けても、その水田のカドミウム汚染はほとんど下がらない。従来のコシヒカリであれば茎葉などにカドミウムが玄米(種籾)の約10倍、蓄積されるため、その茎葉を隔離すれば、栽培を通じて、カドミウム濃度を下げられている可能性があるが、それがコシヒカリ環1号系であればそれは期待できない。
 今後、下水汚泥肥料など、新たなカドミウム汚染の心配も増える中、対策がコシヒカリ環1号系一本槍になってしまえば、むしろ汚染がさらに深刻になることもありうることになる。
 この放射線育種米の採用によって、汚染米の買い取りの予算も不要になることが期待されているが、本来めざすべきことは安全なお米を作ることと同時に、汚染をなくすことであったのではないだろうか?
 
 2番目の問いについては、汚染の低いほとんどの地域には、コシヒカリ環1号系品種は不要であり、それを押し付けるのは、マンガンを水田に継ぎ足す余計な負担を農家にかけさせるだけだ。将来、この系統品種が日本全土に広がった時に、環境の変化に耐えられず不作によって大変な事態が生じてしまうことも考えられる。数年にわたり試験はしているものの、全量切り替えというのはリスクが高すぎる。
 起こりうる事態を考えればなぜ、この品種の拡大に農水省がここまで力を入れるのか、理解に苦しむ。そこに何らかの力が働いているのだろうか?
 
 もし、この品種が日本の米の主流品種にでもなってしまったら、それはやがてすべて「ゲノム編集」品種に変わっていくことは容易になるだろう。
 コシヒカリやあきたこまちは登録品種ではないので、自家採種は可能だが、品質を維持するためにはかなりしっかりした育種環境が必要になる。それを持つのは地方自治体である。その自治体が全量切り替えしてしまうというのはあまりに大きなインパクトがある。
 原原種生産が切り替わってしまえば生産者や消費者が抵抗することは困難である。だからこの放射線育種米への対応が「ゲノム編集」対策としても決定的にならざるをえない。
 
 コシヒカリ環1号の肝はOsNramp5という遺伝子にある。そしてこの遺伝子はすでに特許が農研機構によって取られている。この特許は現在のところ、農研機構が把握しているが、その特許が民間企業にわたり、またお米の品種がこの遺伝子を持った品種ばかりになってしまえば、日本の主食は特許有効期間中、その企業に支配されてしまうことになる。
 
 そんな問題ある技術を使わずに、この難題をもっといい形で解決する道があるはずだ。その件は続報で。
 
(1) 厚労省:「食品に含まれるカドミウム」に関するQ&A

 農水省:我が国における食品からのカドミウムの摂取量

(2) コーデックス委員会が最初に提案した基準案は0.2ppmだった。それを0.4ppmに引き下げることを要求したのは日本政府である。

(3) 農水省:我が国における農産物中のカドミウム濃度の実態

(4) 農水省:コメ中のカドミウム低減のための実施指針

https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_cd/2_taisaku/attach/pdf/01_tec-11.pdf?fbclid=IwAR1TamFX8TauPYQ1vnnGtplMYEVcz8Gsi7l2gWRBna5qJgIEk3T9YYXTvsY











なるほど…




このような理由があったのですね。


 


 





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