今年は、般若心経オンライン講座が仕事初めでした。
(⋆心経のお話をする真紀さんとともに(私は書担当)
毎月1回・1年かけて般若心経全文を書き上げます)
今月の範囲はこちら。(写真は楷書なぞり書き)
『照見五薀皆空 度一切苦厄
(しょうけんごうんかいくう どいっさいくやく)
舎利子 色不異空空不異色
(しゃりし しきふいくう くうふいしき) 』
*
これは先月(始まり)からの続きで
(観音さまが、般若波羅蜜の修行を究めておられた時)
五薀は… 色、受、想、行、識
例えば、
目に見えたものを◯◯だと感じ受けとり
◯◯とイメージしたり想い
◯◯したいと心が動き
◯◯する …というような身体や心の働きをいう。
これらが、皆んな空(くう)だと見極められて
苦悩から免れました
と、いうのです。
照見とは… 正しく見る とか
ものごとの本質を見きわめる
意識の光をあてて見る の意
逆にいうと、私たちは
照見していない時に苦悩する
ということですね。
では、苦しい時にはどうするか? というと
観音さまや仏さまの眼を借りる
観音さまや仏さまだったら…
どう見えるのか
どう感じるのか
どうなさるのか と、イメージする。想像する。
それが難しかったら、
自分が尊敬している人や存在だったら…
というのも、いいかもしれない。
少なくとも、自分の器の中だけで思い悩んだり
自分の思い込みから、一歩外に出てみるとどうだろう。
般若心経には、仏さま観音さまの
“人々が幸せでありますように”という祈りが
智慧として書き残されていて
このお経を唱えたり書いたりした人達のなかには
様々な奇跡もあるという。
ほんとう? と疑うより
まぁ、まずは信じてみることから始めましょうよ♪
…と。ここまでが今月
真紀さんが熱く語ってくださった心経のお話を
私なりに書き記してみました。
写経の文字については、今月は空が3回出てきました。
いろんな空の表情があって、おもしろかったですね。
今月もご一緒してくださった皆様、真紀さん
どうもありがとうございました。
(8) 第三期「心静まるなぞり書き般若心経」 | Facebook
講座は、3部構成で進めています。
・写経体の書き方の話
・般若心経の話
・筆ペンで書く(なぞり書き、または見ながら)
お手本、テキストなどお送りします♪
23.1.13 Fumiko's garden
23.1.4