違う違う!そうじゃ そうじゃな~いヽ(`Д´)ノ | サイベリアン猫♀との探り合い生活

サイベリアン猫♀との探り合い生活

動物が苦手だった私の、初めての猫さんとの生活を
(大好きなバンドをときどき匂わせつつ)綴ります。

愛猫 コルティーナ
12歳♀ サイベリアンフォレストキャット 1000年に一度の奇跡の美ニャンです

本日の記事はちょいと趣向を変えまして。

猫出てきません。

クリキンも出てきません。
あ・・・嘘ですちょっと出てきます(笑)
(やっぱり)



先日、よそ様のブログにて子供の頃
読んでいた漫画についてちょいと語り合う
機会がありましてね。(Sさん見てる~?)

あちらのコメ欄で「アニメ主題歌」についても
ちょこっと触れたんだけど、
色々思い出した事があったので
せっかくですから自分のところで
記事にまとめてみることにしました(∩´∀`∩)♡

海外に出ると、日本の漫画ひいてはアニメの
計り知れない影響力に驚かされることが
多々あります。

昔、仕事でフロリダに住んでいた時期があって、
社宅住まいだったんですが
お向いの部屋にメキシコ人の男の子が住んで
いましてね。
よく「フライパン貸して~」とウチらの部屋に
やって来たんだけど、この人、事あるごとに
キャンディキャンディの素晴らしさを
私に伝えようとしてくるんです(笑)

キャンディキャンディ愛に溢れるあまり、
日本人の私に
スペイン語verアニメオープニングテーマ
を叩き込む始末ですよ(`-д-;)

あのお馴染みの、
そばかす♪なんて・・・♪      ってやつ。

最初は「ねえ日本語で歌ってくれない?」と
言われ、私もたいがいお調子者なんで
歌うわけです。そしたらあーた、
涙目で手を叩いて喜ぶじゃないですか(笑)
歌を歌ってあそこまで人に喜ばれたのは
初めてでしたよ(笑)

そしたらどういう発想の転換か知らんけど
「じゃあ今度はスペイン語で共に歌おう」と
なり、スペイン語ができない私に
リピートアフターミー状態で
スペイン語の歌詞を叩き込んでくるメキシコ人。
いがらしゆみこもビックリな位の気迫。

そんな訳であれから20年ほど経つのに
(ヤダーもうそんなに経つの?大昔じゃん(;´Д`))

いまだに
キャンディキャンディをスペイン語で歌える
アタス・・・あまり役に立ったことの無い
知る人ぞ知るクリクイの特技でござる(笑)


・・・話が脱線したけど何が言いたいかというと、
メキシコにおいてキャンディキャンディの
テーマソングは歌詞こそスペイン語で
あったものの、メロディーは日本の
アニメと同じだった、って事です。
だから日本のアニメが他の国で放送される時は
そういうもんだと思ってました。


・・・そう、イタリアに来るまでは。


イタリアは、あの名作ミュージカル映画
「サウンド・オブ・ミュージック」の
  ジュリー・アンドリュースの歌唱部分ですら、
イタリア人歌手に吹き替えさせる国です。

そんな図々しい国民性の人達が、
日本のアニメのオリジナルテーマを
変えずにそのまま使うと思います?

歌詞を変えるだけでなく、
あろうことか
曲までオリジナルですよ。

しかも!!
オリジナル曲の持つイメージも世界観も
へったくれもありません。



まずはこちらをどうぞ。
本日のアンティパスト、前菜でございます。


なんて言うんですかこれ。
フォークっぽくもあり、
カントリーっぽくもあり。
ヴォーカルは爽やかで悪くないです。
ただキャンディキャンディかと言われると・・・

日本のオリジナルテーマの良さは
なんと言っても高低差がチョモランマ位ある
「転調」による感情の起伏差です。

そばかすなんて気にしない天真爛漫で
かけっこスキップ大好きな元気いっぱいの
女の子が、急に湖に浮かぶ巨大な白鳥の
背に乗り「悲しい・・・」と訥々(とつとつ)と
語り出すこの場面。
まるでキャンディの波乱に満ちた人生そのもの
ではないですか。
テーマソング自体が、漫画の世界観を
上手く表している良曲なのに。
イタリア人には分かるまい・・・

違うそうじゃない度 ★☆☆☆☆




お次はこれ、プリモピアット第一の皿。
召し上がれ。


皆さんご存知「ベルばら」です。
宝塚が、何か東欧のフォルクローレみたいに
なってます。

金髪のカツラの代わりに
頭巾を頭に被り、木靴かなんか履いて
タカラジェンヌがステップ踏んでそうな・・・
これでは月組、じゃなくて りんご組だよ。

これで良いわけがない。
豪華絢爛なイメージが台無しなのよ。

違うそうじゃない度 ★★★☆☆




お腹いっぱいと言われましても
セコンドピアット第二の皿が控えてます。
本日のメインディッシュよ!覚悟して!


キャッツ・アイは私、世代ど真ん中なのです。
北条司先生のジャンプ連載漫画も読んでいたし
アニメも勿論見ていました。

80年代のアニメ主題歌は、有名歌手が
担当することが増えてきて
特に!キャッツ・アイを歌った杏里さんは
その代表格と言って良いでしょう。
超絶カッコイイこのテーマソングに
心を奪われた少年少女が
日本中に溢れていたんではないでしょうか。

それをよくも。

オペラ、蝶々夫人の「ある晴れた日に」を
ちゃんちきおけさに吹き替えろ、と
言ってるくらいイメージ崩壊ですよねコレ。
初めてイタリアのTVで見た時は驚きや笑いを
通り越して、悔しくなったのを覚えてます。
みんなのうた、じゃないんだから・・・

イタリア人よ今すぐ杏里に謝れ!


違うそうじゃない度 ★★★★★





デザートタイム♡
別腹って言うじゃない?
お待ちかねのやつ登場です、はい。




弱い。

弱すぎる。

全てが弱い。

曲も、ヴォーカルも、演奏も、

全てが弱っちい!!( ºДº)キーッ

こんなんじゃ指先ひとつでダウンは無理です。
クリキンのままでいいじゃないの。
めちゃくちゃカッコイイんだからさ。
実際オリジナルをそのまま使ってる国も
あるのよ。なぜ無理に変えるのか。
ホワイ イタリアン ピーポー?щ(°Д゜)

違うそうじゃない度 ★の数永遠(とわ)に・・・



以上です。
今回の記事、いかがだったでしょうか(笑)
私の無念が少しでも皆さんに伝わればと思い
ご紹介しました。
コメント欄が賑やかになると嬉しいな~♡





おみやげ
キャンディキャンディスペイン語ver.

皆で覚えて共に歌おうではないか