Fight Club: PRO(FCP)
International Tekkers: 

Nothing Is True, Everything Is Permitted 18/6/29

Pro Wrestling Revolver(PWR)タッグ王座戦
ブルーザーメイツ(c)(ミリー・マッケンジー&ピート・ダン)対

ラスカルズ(ザカリー・ウェンツ&デズモンド・エグゼイヴィアー)対

べスティーズ・イン・ザ・ワールド(デイビー・ヴェガ&マット・フィチェット)
ベイダー追悼コスチュームのピートとピートを意識したコスチュームのミリー。

クールなピートを真似したり甘えたりとマンガに出て来そうなツンデレタッグ。

関係性だけではなく、連携も抜群で見応えのあり過ぎるタッグ。

彼等だけでも凄いのに、連携力抜群のラスカルズとベスティーズが脇を固めれば間違いなし。

見た事もない連携あり、定番の連携あり。スピード感も凄まじい上に精度も抜群。

それにミリーとピートの関係性が乗っかれば非の打ち所がなし。

シンプルな技の打ち合いの中にアクセントが加えられている。

今のFCPらしい、ジェンダーレスボーダーレスそしてリミットレスの見事なスクランブルマッチ。

ミリー&ピートのタッグは是非とも継続して欲しい所。

好勝負。
評価:****

タイラー・ベイト対ウィル・オスプレイ
UKが誇る神童対決。オーソドックスなレスリングの中にも、

得意のムーブを打たせない仕掛けを入れて、特別な一戦になると期待感を与える。

オスプレイによる強引に持ち上げてのバックブリーカーから背中&腰攻め。

チェーン数も多くなく、ベーシックなものに、ベイトの反撃を煽る様な素振りを見せる形。

だが終盤からの爆発を考えればこれで十分。

その後はベイトのエアプレインスピンにジャイアントスイングと

転調を付けられる技から一気にスパートをかける。

互いに得意な技の打ち合いから得意技の攻防に、必殺級の切り返し。

シンプルに切り返す所とプラスアルファでアクセントを加える所両方使いつつ、

スピードも激しさも備わっている一進一退を見せる。

小大会という事で、特別な仕掛けはないけれど、かえって純粋に実力を示し合う。

新たなライバル関係の誕生を確信出来る鬩ぎ合い。力を尽くした激戦だが、

2人の能力を考えればまだまだ凄いことが出来る。伸び代しか感じない内容。

勢いは十二分な上に、年齢やキャリアを考えれば到底考えられない程の完成度。

このカードはもっと上のステージで見てみたい。

名勝負。
評価:****1/2

#CCK(クリス・ブルックス&キッド・ライコス)&ウォルター対

トラヴィス・バンクス、マーク・デイヴィス&ジミー・ハヴォック
第1試合終了後に里村明衣子が持つFCP王座のベルトを強奪した

クリスとライコスが登場し、メインへのセットアップ。

CCK討伐にトラヴィスとオージー・オープンが駆け付けるも、

CCKが連れて来た助っ人はなんとウォルター。

哀れカイル・フレッチャーが餌食となり脚を負傷させられる。
そしてメインへ。フレッチャーは試合出来る状況ではなく、バックステージへ。

一方的にやられるトラヴィスとデイヴィスだが、助太刀にジミー・ハヴォックが現れ大乱闘へ。

と試合への入り方は古のECWを彷彿とされるドラマ性。只ノーDQではないので、

乱闘といってもジミーの良さが出ないのが惜しい所。

それでもウォルターの怪物らしさを示しながらリングへ。正直全編通して、

試合への味付けは雑。小大会なので作り込みの甘さは目立つものの、

そんなものを吹っ飛ばすウォルター対マーク・デイヴィスの肉弾戦。

PROGRESSで激戦を演じた両者。UKが誇る巨漢2人のチョップ合戦は、

UK版小橋対健介といっても良い破壊力。

この攻防が凄すぎて他がどう頑張っても霞んでしまうという事態。

復活CCKのタッグワークやトラヴィスの奮闘もあるけれど、

ウォルター対デイヴィスが全てを持っていった形。

そんな6人タッグだが、最後はまさかまさかのバッドエンド。
負傷していたフレッチャーが、トラヴィス&デイヴィスを裏切るという衝撃の展開で、

オージー・オープン解散+CCK&ウォルター&フレッチャーの新ユニット結成という急転直下。

フレッチャーが里村から盗んだFCP王座のベルトを、

肩に担ぎアピールして幕。
今後の展開がかなり気になるラスト。

PROGRESS、RPW、OTT等とは、

また別のストーリー展開があるのがFCPの魅力。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4

全体評価:9.5+