中途半端になっていた京都観光の記録の再開です。
前回は仁和寺御殿 の記事を書きましたが (その記事はこちら→★)
今回は 仁和寺の境内 のお話です。
仁和寺の境内はとーーっても広いです。
二王門をくぐって境内に入ると その広さに圧倒されちゃいます。
昔は南北1里、東西2里で320万坪の敷地面積を有していたそうですが
現在は裏山を含めて約15万坪 あるそう。
15万坪でも十分凄いですよね。
こちらは 中門 。
江戸時代初期の1641年~1645年頃に建立されたもので
重要文化財に指定されています。
中門には仏教を守護する四天王のうち
東の持国天 と 西の広目天 が安置されています。
上の写真は西の広目天。
中門をくぐると すぐ左手には 御室桜 という
遅咲きの桜の林が広がっています。
御室桜は樹高が低いのが特徴の桜のようで
散策路を歩けば 見上げなくとも目の前で桜の花が楽しめそう。
私たちが訪れた時はすっかり葉桜でしたが
満開の時期にはとっても見事な景色が広がるみたいです。
五重塔 です。
こちらも江戸時代初期に建立されたもの。
テレビや映画の時代劇に登場する五重塔の大半はこの五重塔らしいです。
国宝 仁和寺金堂 です。
仁和寺のご本尊、阿弥陀三尊が安置されています。
経蔵 です。
「一切経」という仏教の根本となる思想を記した経典をしまっておく倉庫だそうです。
経蔵の中には 八角輪蔵 という八角形で回転式の棚があって
その棚に膨大な経典が収められているらしいんですがね、、、
棚を一回転させると 収められた経典全てを読経したのと同じ功徳が得られるのだそうです。
ちなみに、収められている経典は6323巻。
6323巻がたったの一回し。
鐘楼 。
御影堂 。
弘法大師像と宇多法皇像、仁和寺2世性信親王像が安置されています。
他にも境内には観音堂などがあるんですが
現在は工事中のため立入禁止となってました。
残念。