龍安寺を後にして やって来たのは 仁和寺 。
こちら 二王門 は大き過ぎて 前の道路の向こう側に渡らなきゃ
全貌を写真に収めることができません。
それでもって 仁王像。
ところで
一般的に 「におうもん」 は 「仁王門」 と表記されるもんだと思ってましたが
ここ仁和寺では 「二王門」 と表記するようです。
その違いって何???と気になったので調べてみたら
仁王門 = 仁王像(金剛力士像)を安置している門
二王門 = 1階と2階のそれぞれに屋根がある仁王門
って事らしいです。
と言うことは、私が撮った写真じゃわかりにくいけど
仁和寺の門は 二王門であり 仁王門でもあるってことですね。
なるほど。
仁王像の後ろ側は 唐獅子像 。 ムキムキです。
二王門をくぐって すぐ左手に 御殿 の入口があります。
御殿と言うのは 仁和寺の本坊(住職の住まい)にあたるところ。
仁和寺御殿は宸殿、黒書院、白書院、霊明殿、勅使門、茶室(2つ)の建物と
南庭、北庭からできています。
靴を脱いで 中を見学することができます。
見学している間に御朱印を書いておいていだたけるとのことだったので
入口で御朱印帳をお預けし、見学後に受け取って帰ります。
こちらの廊下が白書院へ続いています。
緑がキレイな季節なので ひとつひとつの枠が絵画のようです。
そして ガラスが入ってないので風が抜けてすごく気持ちいい。
白書院 の中の1室です。
白書院は表と裏に3室ずつ、計6室でできています。
こちらの部屋の襖には 福永晴帆の見事な松の絵が描かれています。
の写真、右手の建物が白書院なのですが
白書院の前には 白砂が美しい 南庭 が。
白書院の縁側に座って南庭を眺めていると
なんだか ギスギスした心が洗われていくような気がします。
写っている門は 勅使門 。
白書院の奥にあるのが 宸殿 。
御殿群の中心に建っています。
南庭に面したこちらの縁側?廊下?を通って
宸殿の反対側に移動します。
ちなみに 宸殿側から見た南庭はこんな感じ。
二王門も見えます。
桜が切れて写ってませんが。。。
左近の桜、右近の橘が植えられています。
そして 南庭の反対側に回るとあるのが 北庭 。
こちらからは 五重塔も見えます。
写っている建物は 飛濤亭 という茶室です。
この景色が見られる宸殿の北側は 本当に心地いい場所で
縁側?に座って庭を眺めていると
猛烈な睡魔が襲ってくるほどでした(笑)
そこに寝転んでお昼寝したら どんなに気持ちいいことでしょう。。。
ところで こちらの庭園は京都市の名勝に指定されているようです。
宸殿の内部です。
寛平9年に譲位した宇多天皇は のちに出家し
仁和寺第1世 宇多法皇となりました。
以降、皇室出身者が仁和寺の代々住職(門跡)を務め
平安~鎌倉期には 門跡寺院としては最高格式を保ったのだそうです。
の掛け軸に描かれた人物が 宇多法皇。
写真左端に微かに映っているのは 黒書院 。
黒書院から続く渡り廊下がありますが。。。
渡り廊下の向こうには 霊明殿 があります。
中には 国宝にも指定されている薬師如来坐像が安置されています。
この渡り廊下がいい雰囲気なんですよね。
そして 霊明殿から見る北庭も また素晴らしい。
見学が終わったら 願いしていた御朱印を頂戴。
かすれ具合も素敵な御朱印でした。
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