60th Anniversary Live - TAKANAKA WAS REBORN | 今夜はきまぐれ~Mustangのひとりごと~

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~WHO'LL BE THE FOOL TONIGHT~ Music Monologue by Mustang
ホントにきまぐれな更新でございます…(^^ゞ


雨男…健在(笑)
 

reborn

 

3月末の発売なので、そろそろ新譜とは言い難いが…(;^_^A


高中正義は自らのレーベル "LAGOON RECORDS" 立ちあげ以後、毎年コンスタントにライヴ・ビデオを発表し続けているが、レーベル初の作品 "晴天" が2003年だから、もう10年以上もそれを続けていることになる。


その大半は日比谷野外音楽堂で収録されているが、なんか「雨」の日が多いようだ。それが「野音」らしいと言えば、らしいけど。

 

LAGD-1 "晴天" - 2003/9/14 収録…雨
LAGD-2 "一天" - 2004/10/3収録…雨
LAGD-3/4 "快晴" - CROSSOVER JAPAN '05 (代々木競技場体育館)
LAGD-5 "夕天" - 2005/10/10収録…雨
LAGD-6 "南東風" - 2007/9/23収録…○
LAGD-7 "南西風" - 2008/10/11収録…○
LAGD-8 "夏道" - 2009/10/12収録…○
LAGD-9 "軽井沢白昼夢" - 2010 屋内会場数か所の収録
LAGD-10 "40周年記念最終章" - 2011 NHKホール
LAGD-11 "TAKANAKA伝説" - 2012/10/6収録…○
LAGD-12 "TAKANAKA WAS REBORN" - 2013/10/5収録…雨!

 

全てが野音ではないし、野音+他会場のミックスの作品もあるが、4勝4敗とは…やはり分が悪いか(笑)
でも、降っていない時でもMC等で雨を話題にしているから、自他共に認める「雨男」には違いない。


スタジオ新作の数は少なくなったが、こうして毎年リリースが続いているのはなんともうれしい限り。


2013年は新作CDがあった。

 

sings

"TAKANAKA SINGS"(2013)

 

なんと、ヴォーカル・アルバムだった。それもあってか、2013年の還暦ライヴの前半はヴォーカル入り(と、言ってもライヴではおなじみのエフェクターをかけているのが多い)中心の構成になっていた。
 

なにせ、今はなき東芝EMI時代のナンバー "SHAKE IT" も女性コーラスではなく、高中本人がヴォーカル・パートを歌っているぐらいだ。



しかし、毎年ライヴDVDを出して飽きることがないのは、選曲が毎回かなり異なっていることと、必ず違う趣向の展開を観ることができるからだろう。


それはゲストであったり、ギミック・ギター(サーブボードや鉄道模型レイアウト)であったり、キャリアの節目であったり…といろいろだが、一番の魅力はギタープレイに衰えがない…「変わらない部分があること」ではないかと思う。


たまに出る新作CDにパワフルなナンバーを聞くことは少なくなったが、ライヴ・アクトとしては昔と変わらない…そう思える。


もともと派手なソロ・プレイよりはアレンジで聴かせるスタイルなのも「変わらない」ひとつの要素かも知れない。
 

アレンジといえば、LAGOON からの DVD 1作目 "晴天" に 「虹語り」というパートがある。

 

晴天


デジタル・レコーダーを使ってその場で一人多重録音のバッキング・リフを作りつつ、その上でメロディを演奏し、「虹伝説」のナレーションを高中正義が「語る」というもの。


 

これ、高中正義のサウンド構築方法の一端を見せられたようでかなり面白い。

 

そんな還暦「雨男」ギタリストの "REBORN" …次なる展開は?


 

…これまでに「アーティスト・ファイル」スタイルの記事として、PRISM、CASIOPEA、松岡直也、T-SQUARE、番外編として角松敏生…と年に1回はそんな記事を書いてきたが、今年こそ「高中正義」をテーマに書くことになろうかと思います。
 

…ま、いつ始めるかは今のところ全く未定でございますが(笑)。


 

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