Waterfall | 今夜はきまぐれ~Mustangのひとりごと~

今夜はきまぐれ~Mustangのひとりごと~

~WHO'LL BE THE FOOL TONIGHT~ Music Monologue by Mustang
ホントにきまぐれな更新でございます…(^^ゞ

「その姿、滝の如し…♪」

 

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もう夜も更けた
ためらっている人々が
愛する人にめぐり逢うことはない
彼らはわかっちゃいないのさ
誰も聞こうとはしないんだ
滝のように落ちてくるあの音を
それは幻 

 

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力強く流れ落ちる滝
愛こそはすべて
滝よ 愛はお前そのもの
君を飲み込み、連れ去ってゆく
悲しいさだめ
あの偉大な力を借りようともせず
友も愛する人もなしに
生きて行けるわけがない 

 

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滝の向こうから 愛は限りなく
君の心へと落ちてくる
とめどなく落ち続け
悠々と流れていく
それが愛のさだめ
それはまさに幻さ 

 

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力強く流れ落ちる滝
愛こそはすべて
滝よ 愛はお前そのもの
君を飲み込み、連れ去ってゆく
悲しいさだめ
あの偉大な力を借りようともせず
友も愛する人もなしに
生きて行けるわけがない 

 

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So now it's getting late
for those who hesitate
got no one
But they don't understand
and no one hears the sound
it's like a waterfall,
it's an illusion

 

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it's the mighty waterfall...
Love is all, waterfall
love is what you are
Pulls you in, takes you down
it's a sad affair
But you know as you hold back
the power there without the friends
and lovers you could never go on living

 

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Across the waterfall that's falling
evermore down on you
Cascading through the days
and flowing on its way
That's how it has to be
just an illusion

 

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it's the mighty waterfall...
Love is all, waterfall
love is what you are
Pulls you in, takes you down
it's a sad affair
But you know as you hold back
the power there without the friends
and lovers you could never go on living 

 

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face the music 

"WATERFALL(滝)" by ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA
from album "FACE THE MUSIC"(1975)

written by Jeff Lynne 対訳/武内邦愛 MHCP-1096より

 

 

 

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今回の選曲は12年前に一度使っていて、冒頭の一行も当時と同じもの。

単純に選曲ネタが尽きた(笑)のではなくて別の理由が…それについては記事の最後で。

 

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ご覧の通りテーマは「フジ」なのだが、歌詞部分は全て過去12年間に撮った中から選んだもの。

 

所謂「藤色」の紫色、白色、黄色、ピンク…と4色を揃えた記事を書いたのが12年前。

 

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フジを被写体として積極的に選ぶようになったのは藤の花が4色あることを知ってから。

 

しかし、ここまでに載せた紫、白、黄の3本の木は樹形が大きく変わったり、花のつき方が小さくなってしまったりで現在は撮影に行かなくなった。

 

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ピンクの木は現在も健在で、昨年もこのブログに登場している。

 

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何より紫なら北方文化博物館(新潟市江南区)に見事な巨木があるし、白もそれほど珍しくないようで、今は白山神社(新潟市中央区)など数か所を知っている。

 

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今年のフジはちょっと違う場所を探してみよう…そこで思い当たったのが桜などで通っている…おなじみの県立植物園(新潟市秋葉区)

 

撮影に向かったのは5月2日。

 

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入園すると大きな藤棚が鎮座しているわけで…

 

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園内は他にも2か所の藤棚があるが、入口の棚に比べると小さい…というか、このぐらいが普通かなとも思う。

 

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過去にもフジの開花期に足を運んではいたのだが、当時の目的はシャクナゲやボタンが中心でフジは「ついで」に撮る程度だった。

 

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それに、入口の藤棚は現在ほどの枝の拡がりはなかった気がするし、棚が工事中だったこともあったような…

 

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…今はボタン園の方が改修中だったりする。

 

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今回改めて藤棚にレンズを向けてみたが、十分に撮り応えがあった。

 

 

この日は更に足を延ばして…

 

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何処かにフジはないかとネット検索しているうちに見つけた木。

 

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それがこの「万葉の藤」(三条市井栗)

 

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実は去年の秋、弥彦公園のもみじ谷と大イチョウの撮影に通った際に下見を試みたのだが、当時はすぐ脇を通る国道403号三条北バイパスの工事で近づくことができなかった。

(;^_^A

 

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万葉集に詠まれたとされるフジ。

 

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エノキの大木にからみついているので、南側…国道の方から見ないとフジの花はわからない。

 

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ちょっと花の数や咲き姿は期待外れだったが、年によって違うかもしれない。

また別の機会に訪れてみよう。

 

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そして、次の場所がこの日最大の目的地だった。

 

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八王子の白藤(燕市八王子)は、安了寺の境内に立つ県指定天然記念物。

 

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この木の存在は30年以上前から知っていて開花期に訪れたこともあるが、駐車スペースが狭いために入れないケースが何度もあって疎遠になってしまった。

 

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2010年の撮影データがあるけれど、このブログでこのフジを紹介するのは今回が初めてのはず。

 

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今回はGW中の平日、かつ12時台(昼食時)を狙って訪れてみた。

それは太陽の向きも考慮して(藤棚の正面は南西方向)の計画。

 

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それが正解だったようで、13時を過ぎると駐車に苦労される光景がちらほら。

空いていても駐車スペースの形状からワゴン車などは駐車しにくいかも。

 

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満を持しての撮影ができて、フジ三昧の一日を堪能したのでございました。

 

 

 

 

記事タイトルにELO(Electric Light Orchestra)の "WATERFALL" を再使用した理由はふたつある。

 

ひとつはフジの花のイメージを表現するには「滝」以上の言葉はないと思っていること。

 

もうひとつは…ELOのキーボード奏者 Richard Tandy の訃報。

 

情報は…今回もまた岩田ハロルド氏のブログからだった。

240502 黄金郷へ by 岩田ハロルド

(毎度お世話になっております<(_ _)>)

 

そして "WATERFALL" の歌詞対訳を改めて確かめてみた。

 

But you know as you hold back

the power there without the friends
and lovers you could never go on living 

 

あの偉大な力を借りようともせず
友も愛する人もなしに
生きて行けるわけがない 

 

この部分が再使用の決め手になった…かも知れない。

 

 

記事の締めは Jeff と Richard のduoで…