災害ボランティア@常総市 その2 | いっしょに生きよう、明るいみらい。

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~町田れいじ Official Blog~
「いっしょに生きよう、明るいみらい。」をスローガンに、大和市
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さて、9月22日のボランティアを終え、次の日に市議会の仲間の古谷田議員から電話が。


「オレもボランティアしたいんだけど!」


と、言う訳で赤嶺議員と佐藤議員も強引に巻き込んで10月1日は市議会の会派「明るいみらい大和」の4人で揃ってボランティアに行くことにしました。



アレンジの結果、今回は市役所やボラセンのある水海道地区で活動することになり、現地と連絡を取った結果、被災した影響でしばらく仮の場所で保育をすることになった認定こども園の引っ越しのお手伝いをすることに。


ただ、もしボランティアがたくさん集まって引っ越しが早く終われば、他の現場で重作業のニーズがあるかも・・・という気持ちもあり、「備えよ常に」というボーイスカウトのモットー通り、泥かきなどの装備も車に積んで出発。



この日も道路は順調に流れており、時間通りに水海道に到着。さっそく引っ越しのお手伝い開始。


すると!まさかの11時に終了!実質2時間の作業。


そこで現地の責任者の方から電話が。


「近所の方で床下の泥かきのニーズがあるんですが、行けますか?」

「はい。喜んで!」


と、いうわけでせっかく積んできた装備が活かせることになり、気合いを入れて二カ所目の現場へ。


現場近くの公園にはガレキや畳、被害を受けた家財道具などの山が。

浸水等の災害後はこういったものを廃棄する場所が足りず、やむなく空き地や公園に不法投棄・・・というケースが頻発するそうです





とは言え、これらをとりあえずでも運び出さなければ清掃もままなりません。


もしもっと住宅が密集していて空き地が少なく、道路も狭い地域で同様の災害があったら本当に大変なことになることは想像に難くありません。


さて、泥かきをご依頼のお宅はかなり立派なお屋敷。しかし、前日までワークに入ってくれていたボランティアさんが床板を外してくれていたおかげですぐに泥かきに入れる状況でした。


そして、チーム4人と現地のボランティアの方1名の5人で作業開始。


床下にへばりついたヘドロをシャベルやスコップなどで掻き取り、土嚢袋などに詰めていきます。




困難な箇所は排水管などが通っている所。シャベルが入らないので、身体ごと潜らせて管の下に手を入れ、小さいスコップで掻いて行きます。





さらに手ごわいのが床板を外せない箇所。

コンクリの基礎に囲まれたトンネルのような床下をほふく前進で入って行くのですが、腹ばいになって掻いたヘドロを自分が入ってきた隙間まで送るのが大変。下手すると自分が掻き出したヘドロで入口が埋まって出れなくなってしまいます。






それでも地上でヘドロを回収したり、ライトで照らしてもらったり役割を分けて、チームワークで作業は進み、全く手が出せない箇所(例えば床板が外せないうえに、配管などのせいで潜ることもできない箇所など)を除いて泥出しは完了!






後は消毒のために消石灰を撒いていきます。







とても立派で大きなお宅だったので、最初は全然終わりが見えないといった思いだったのですが、予想以上に作業ははかどり、なんとか4時半ころには作業が全て完了しました。


お宅の方にはとても感謝していただいて、恐縮でした。
また、作業の様子を撮影することも快く了承していただき感謝でした。

その後、降り出した雨の中、サテライトに戻り作業報告。天候が回復したら残った箇所についても泥出しをしていただくようにお伝えし、帰路につきました。


帰り道はなんだかものすごい数の警官やらパトカーやら白バイが。さらに沿道にはたくさんの見物人が。この日の午後、天皇陛下がご視察に来られていたようです。
さすがに道路は混んでいましたがそれでも3時間ほどで南林間に帰ってくることができました。


今回ワークに入ったお宅は、ボラセンから車で5分ほどの距離でしたが、そんな地域でもまだまだ泥かきや清掃など、緊急支援のニーズは多いようです。しかし、シルバーウィーク後はボランティアの数は半分以下になっているとのこと。またチャンスがあればボランティアに伺いたいと思います。