お盆明けでも暑い日が続いておりますね、連続猛暑日の記録更新だそうです。
私達にとっては電動コンプレッサー式クーラーの貴重なテスト期間になりますので、1日たりとも無駄に出来ませんので、夏は雨予報の日以外は毎日乗る様にしています。
昨年、内装をバラして錆の補修・劣化した断熱材の張替・バキバキに割れていたヒーターユニットの交換をしてから、始めての夏を迎える事になります。
これらの作業ブログは以下リンクからご覧頂けます。
苦労したこの作業で、ヒーターバルブが閉じる様になり、外気が室内に流れ込まない様になった・・・つまり、ダメな状態から普通になったという事なのですが・・・😅
プラス要素では、窓ガラス全面に透明の赤外線カットフィルム施工と天井張替時に3M社製のシンサレートいう断熱性のある綿を挟み込みました。
上の画像のデジタルメーターの表示は、上から
・33.0℃(エバポレーター吸気温度)
・15.4℃(エバポレーター吹出温度)
・39.2℃(エキパン手前高圧配管温度)
・13.3℃(エバポレーター出口低圧配管温度)
になります。
36℃くらいまでは風量2で快適に過ごせます。
シート生地はビニールレザーですが、背中に汗をかく事も無いです。
体感的には涼しくて快適で普通のクーラーが効いている車内という感じです☺️
昨年の様に走り出すとダッシュボード裏から熱気が上がって来てエバポレーターの吸気温度の上昇につられて吹出温度が数℃上がる事も無くなりました👍
10mm厚の断熱材をバルクヘッドに貼り付けたのですが、時間の経過と共に熱が伝わってきて温かくなってきましたので、アルミシート付きでもう少し厚みのある断熱材を施工したらエバポレーター吸気温度がいくらか下げられる様に思います。そうすれば、吹出温度もいくらか下がる余地はあるという事ですので、気が向いたらシーズンオフ中に作業をするかもしれません。
エンジンルーム側のバルクヘッドに貼られている純正断熱材は接着面の殆どが剥がれて浮いているので、それを改善するのも効果があると思いますので、エンジンを降ろした際に施工し直したいと思います。
ラジエターの水温も上出来👏
上がっても90℃ちょっと位で安定しています。
ちなみにラジエターはノーマルで、サーモスタットも純正の開弁温度の高い方の87℃タイプを使っています。ただ、ラジエターに純正ファンシュラウドを装着して8枚羽のカップリングファンに交換しています。今の状態で、停車時のアイドリング状態で高圧側のクーラーガスが液体でいられる温度よりも12〜14度位冷やせておりますので、良い冷却状態だと思います。
例えば、コンデンサーをラジエター前に設置していないのに停車時のアイドリング状態でオーバーヒートしてしまう様な場合、コンデンサーを装着すると更に水温は上昇してしまいますし、コンデンサーを充分に冷やす事も出来なくなってしまいます。
一方で、ラジエターの水温が安定しているからコンデンサーも冷える訳でも無いという、何とも奥深い世界でもあります🤔
圧力差と空気の流れを意識してセットアップして頂けると、水温・コンデンサー共に良い結果が得られるかと思います。
昨日は、暑い地域として知られる山梨県甲府盆地を走ってみました。甲府昭和ICを通過するあたりで風量2だと上の画像の様にエバポレーター吸気温度が上昇してきましたので、風量3に切り替えました。風量3なら涼しいのか?と言うと、汗はかかないけれど涼しくは無い状態でした。
双葉サービスエリアで休憩した後Uターンして帰路につきますが、休憩中に上昇した車内温度も風量3にして出発し、甲府南ICを過ぎるあたりでは落ち着いてきましたので、再び風量2に切り替えました。
帰りの時間帯の方が気温が高かったハズなのに、帰りの甲府昭和IC通過時には行く時の様な感じは有りませんでした。往路ももう少し早く風量3に切り替えていたら、違った結果になっていたかもしれませんが、後の祭り・・・モヤモヤさせて申し訳ありません🙇♂️
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