大容量オルタネーターの流用について | CRUIZE公式ブログ

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昨日から2024年の営業を開始いたしました。

昨年に引き続き今年も宜しくお願いいたします🙇









新年の初営業日から電動コンプレッサー式クーラー

と各種LEDバルブのご注文とお問い合わせを頂き誠に有難う御座います🙇


電動コンプレッサー式クーラーを導入するにあたり、安定した電力を発電する為に低抵抗大容量オルタネーターの様な新しいタイプへの換装は大変有効な方法です。


ですが、新しいタイプのオルタネーターを流用したい時に、どのオルタネーターを選んだら良いのか悩みますよね?そんな時、上の画像の様な情報が公開されていたらお役に立てるのでは?と考えています。


旧車に流用しやすいオルタネーターの条件として、ICレギュレーター内蔵で、FR/LIN/COM/M/RLO端子が採用されていない、発電量90A以上、出来れば低抵抗・中古品/新品/リビルド品が多く流通していて入手しやすいオルタネーターが良いのではないかと考えています。


これらの条件に合うオルタネーターの情報だけに絞った上で皆様にご紹介出来る様に、調査選定と寸法図作成をしております。


先日、OHC・アイドルアップ機能の無いキャブ車・1300ccの車両に低抵抗ではない110Aオルタネーターを流用装着してテストをいたしました。アイドリング状態で電動コンプレッサー式クーラーを稼働させてもバッテリーのターミナルの電圧は14.3Vでした。さらにヘッドライト(シールドビーム)を点灯させてラジエターの純正電動ファンが作動しても電圧は14.3Vを維持していました。この様にオルタネーターの流用が出来れば、バッテリーはノーマルサイズでも問題無く安心して電動コンプレッサー式クーラーをフルパワーで稼働させる事も出来ます。








新しいタイプのオルタネーターを旧車に流用する際に避けて通れないのが【Vベルト用プーリー】の作製です。Vベルトプーリーを、簡単・低コスト・スピーディーにご注文頂ける様にしたいと考えています。


ちなみに写真のプーリーは、A7075超々ジュラルミンから削り出して、Vベルト当たり面が摩耗しにくくなる表面処理を施してあります。








絶好の作業日和だった昨年のクリスマスイブに、私の車に試作品のプーリーを装着しました。








元々装着されていたスチール製のプーリーを外して








画像右側の黒色の超々ジュラルミン製プーリーに交換しました。








交換完了‼️

実際に走らせてみない事にはテストになりませんので、エンジンを始動し、電動クーラーをフル出力で作動させた状態でVベルトが滑らない事を確認し、ギアをニュートラルから1速に入れる為にクラッチペダルを踏んだら








「スカッ」とクラッチのマスターシリンダーが抜けました。


出先ではなくて良かった😅









予備のマスターシリンダーは持っているのですが、近々ドイツから届く予定のリザーブタンクの到着を待ってから修理をする予定です。








以前のブログでご紹介していたWEBERキャブは無事に届きました☺️


年末年始休業中に交換するぞ〜💪と志を高く持ちながら休みを迎えましたが・・・


自宅駐車場でクラッチが切れない&キャブ交換も中途半端な【THE 不動車】になる事を恐れ、やめておきました😅







という状況ですので、諸々の作業後に改めてご報告をさせて頂きたいと思います🙇‍♂️