について書きます✍️
まず、「路面への照射をもっと明るくする」についてですが
ロービームとハイビーム、別々に考える様にしています
ロービームの明るさの判断としては
189hcdのhはヘクト、cdはカンデラです
ヘクトは100を意味するので、189hcdは18900cd
18900カンデラと言う事になります
では、どこが18900カンデラなのかと言うと
その長方形の左下の➕の部分が測定ポイントになりますので、その部分が18900カンデラと言う事になります
では、先程の18900カンデラよりも明るいかと言うと、実際に走行した時の目視では18900カンデラのLEDバルブの方が路面を全体的に明るく照射します
9800カンデラでした。車検の基準が6400カンデラ以上ですから、結構ギリギリです。
ですので、少しヘッドライトのレンズやリフレクターが曇ったりすると、フルノーマルでも不合格と言う事が起こるんですね
そう言う事が起きにくい様に
そのままの配光で光源をパワーアップすると、カンデラ値は上がるけれども、照射された路面には、凄く明るい部分と、今ひとつな部分が出来やすくなってしまいます
LEDはハロゲンバルブよりも明るい光源なので、車検基準の6400カンデラ以上は余裕で確保出来るので、敢えてカンデラ値を追わずに路面全体への照射に当てがっています
エンジンで言うと、敢えてピークパワーを押さえて、低中回転のトルクを増やすイメージでしょうか

LEDなら、それが出来ます
カンデラ値には全く反映されないですが、車両正面の明るさがかなりアップしました
より遠くまで明るく照射させる事
HIDのH4の時は、遮光シェードの形状によってはハイビームにすると手前が暗いと言う現象が発生しましたが、LEDではハイビーム側に遮光シェードが無いので、手前が暗いという現象は起こりません
また、光を集める方向でLEDチップをレイアウトすると、ハイビームで車検を受ける場合も余裕で合格します💮
次に、「対向車・前走車・歩行者への眩しさはカットしてほしい」について
LEDに換えると光量が増えるので、周囲への眩しさについてもシビアに考えないと、度々受ける対向車からのパッシングが気になって、安心してLEDの明るさを堪能する事が出来なくなってしまいます
周囲への眩しさの原因は、2つ有ります
①リフレクターで反射される前の光による眩しさ
②リフレクターで反射された後の光による眩しさ
①の原因であるLEDチップからの直接光は、HIDよりも眩しく感じる位強烈です。
特に、バルブを覆う遮光シェードが装備されていないヘッドライトは眩しくなりがちですが、装備されていないヘッドライトが多いです
しかし、ハロゲンバルブを装着した時には眩しく無いので、ヘッドライトに問題が有る訳では有りません
もともとハロゲンバルブ仕様のヘッドライトですから
CRUIZE LEDは、ハロゲンバルブ仕様のヘッドライトに装着する為の製品ですから、LEDバルブ側で対策をしなければならないと考えています
ですので、これ以上は無理!というレベルまで、眩しくならない構造にしました
②の原因は、ロービーム側の遮光不足や、LEDチップのレイアウト、バルブベースへの反射などがあります
また、ヘッドライトレンズに曇りが有ると、レンズが光を拡散してしまうという原因も有りますが、LEDバルブ側でコントロール出来ないので省きます
この下半分に当たった光が、カットオフラインよりも上に散って、周囲への眩しさの原因になります
あとは、バルブベースの反射
本当はバルブベースの色を黒にすれば良いのですが、ライトを消した時に黒色のバルブベースが目立つのが嫌で、アルミ削り出しのバルブベースにサンドブラストで梨地処理にして反射を抑えています

出来るだけサラッと短くご紹介させて頂いたつもりなのですが、長くなってしまってスミマセンでした
