2023.09.07(木)~12(火)で、韓国の世界遺産を巡るツアーに参加しました。5年ほど前に申し込んだことがあったのですが、諸事情でキャンセルしました。やっとコロナもあけて、参加です。旅行代金が以前よりかなり高くなっていました。(参考に韓国語読みをカタカナ表記していますが、かなりいい加減です。ごめんなさい。アセアセ

 

9月8日(金)百済文化地区

 

 今日は百済文化地区の全州(コンジュ)で、麻谷寺(ゴマクサ)、公山城(コサンソン)宋山里古墳群(ソンサンニコプングン)を見学して、その後扶余(プヨ)の扶余王陵園(プヨワンリョウウオンメビョウソ)、扶蘇山城(プンサンソン)、定林寺(チョンニムサジ)を見学して、儒城(ユサン)へ向う盛りだくさんの行程です。

 

 6時30分、朝食会場のレストランへ。今日のメニューは、トマトジュース、目玉焼き、チキンソテー、サラダ、スープ、キムチ、韓国海苔、ご飯。朝から食欲旺盛ですね照れ

 

 

 7時55分にホテルを出発です。最初の目的地は全州(コンジュ:475年から538年まで百済の首都)の世界遺産「麻谷寺」(ゴマクサ)です。

 

 

 ここは、新羅の善徳(シンドク)女王から土地の寄進を受けて創建された寺で、30棟以上の建造物があったそうですが、9世紀に廃寺になり、200年間荒れ放題だったとの事。高麗時代の1172年に再建されたそうですが、秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)でほとんどの建物は焼失。1651年に「大雄殿(テウンジョン)」、「霊山殿(ヨンサンジョン)」、「大寂光殿(テウェカンジョン)」などが再建されたとの事でした。

 

 全国7か所に点在する寺院が「山寺、韓国の山地僧院」として世界遺産に指定されていて、ここはそのうちの一つだそうです拍手

 

 麻谷寺の入り口である「解脱門(ヘタルムン)」(金剛力士像、文殊・童氏像が置いてある)を抜けて、願いの積み石を見ながら「天王門(チョンワンモン)」に向かいます。

 

 

 「天王門」を抜けて、小道を歩いて行くと、「真府殿(マフデン)」に。

 

 

 そこを過ぎて小川を渡ると大きな鐘と太鼓がつるしてある「梵鐘楼(オウンジョンル)」がありました。

 

 

 いよいよ本殿の大寂光殿に到着。高麗末期にラマ教の影響を受けて建てられた五層石塔(多宝塔)が設置されています。

 

 

「大寂光殿」内部は工事中でした。近くには「應真殿(クイジンジョン)」がありました。

 

 

 急な階段を上って「大雄殿」へ。ここはお釈迦様を奉安した場所とのことで、現在は、釈迦、薬師如来、阿弥陀如来の三世仏が奉安されているそうです。

 

 

 山門を出ると、道には地元のおばさんたちが、高麗人参や当地名産の栗などを売っていましたが、買って帰るわけにはいきませんよねえー

 

 

 11時30分、次の目的地である世界遺産「公山城(コンサンソン)」へ向かいます。「公州(コンジュ)」の旧名は「熊津(コマナル)」だそうで、百済の首都「漢城(ハンソン)」(現在のソウル)が高句麗によって陥落させられた時に、文周王(ムンジュワン)が遷都した都だそうです。王城は「熊津城(コマナルソン)」で現在の「公山城(コンサンソン)」です。

 

 

 さっそく中に入って、長い長い城壁を歩きます。気温も上がり、ものすごく暑くて、汗だくになってしまいましたアセアセ

 

 

 いたる所で修復工事が行われていて、全部を見ることはできませんでしたガーンガーン。コロナ期間中、工事が中断していたとのことで、ここに限らずコロナ明けに、一斉に工事が再開されているとの事でした。

 

 

 見学を終えて、昼食会場へ向かいます。今日の昼食はカルグクス専門店で、アサリカルグクス(アサリの入った平内麺。うどんのようなもの)を食べますルンルン

 

 

 一度食べたかった料理なので、トッテモ期待しましたが、残念ながら期待とは少し違っていましたショボーン。キムチを入れるととても美味しかったです。食前にビール生ビールを頂きました。汗をかいた後のビールは最高ですねラブ

 

 

 食事を終えて、次の目的地である世界遺産「宋山里古墳群(ソンサンニコプングン)」に向かいます。ここは百済時代の王族の古墳が7基復元された遺跡で、2021年「武寧王陵(ムリョンワンヌン)と王陵園(ワンヌンウォン)」に名称変更されたそうです。武寧王(461年~523年)は第25代百済王で民生の安定と百済の国力を伸長した王と言われているそうです拍手

 

 

 ここも工事中で古墳は見られず、資料館の見学で終わってしまいましたショボーン

 

(古墳のパネルが設置されていました)

 

 見学を終えて、次の目的地である世界遺産「陵山里古墳群(ヌンサンニコプングン)」へと向かいます。ここは百済泗沘(サビ)時代(538年~660年)の王族の墓で、7基が発掘されているそうです。

 

 

 苑内には陵山里寺(ヌンサンリサ)址があり、パネル越しに見ると五重塔が見える仕掛けになっていました拍手

 

 

 見学を終えて、次の目的地である世界遺産「扶蘇山城(プンサンソン)」へ向かいます。ここは武寧王(ムリョンワン)の子聖王(ソンワン)の時代に、「公州(コンジュ)」から遷都された「泗沘(サビ)」に築かれた山城です。

 

 

 山の小道を歩いて行くと「百花亭(ペッカジョン)が見えてきます。ここは百済が陥落した際に、約3,000人の宮廷女官が「落花岩(ナッカアム)」から「白馬江(ペンマガン)」(日本では「白村江」:日本史で習ったような気がしますが・・・うずまき)に身を投げ貞操を守ったと言い伝えられいるそうです。でも、3,000人もここから身を投げたとはとても思えませんね??

 

 

 急な坂道と階段を下って行くと、百済王の東屋、宮廷の内仏殿であったともされる「皐蘭寺(コランサ)」があります。

 

 

 裏手には岩の隙間から湧き出る薬水場「皐蘭亭(コランジョ)」があり、若返りの水として知られているそうですが、ガイドさん曰く、「お腹を壊すかもしれないので、日本人は飲まない方が良いですよ。」との事ドクロ

 

 

 しばし休憩して、皐蘭寺遊覧船(コランサユラムソン)船に乗って「落花岩」と「扶蘇山城」を「白馬江」から見学します。「白馬江」は、大河「錦江(クムガン)」の一部で、このあたりだけを指す名称との事でした。

 

 

 船はゆっくりと「白馬江」を一巡りして、渡船場へと到着しました。

 

 

 見学を終えて、今日最後の目的地である世界遺産「定林寺址(チョンニムサジ)」に向かいます。ここは聖王(ソンワン)の時代に建立された百済王室の最も重要な大寺院で、金堂、回廊、講堂などの址が確認されているいますが、建物はありません。

 

 

 中央にある五重石塔は有名で、1400年前の姿をそのまま見せてくれているそうです。韓国の石塔の元祖とも言われているとの事でした拍手

 

 

 見学を終えて、扶余名物の「蓮の葉包みご飯」の専門店である夕食会場へ。おかずとして、サバの塩焼き、鴨肉、高麗人参の天麩羅等結構珍しいものが出ていました。当然食前にビール生ビールを、これが何と旨いことかラブ

 

 

 ガイドさんが、扶余の生マッコリシャンパンはとても美味しいと言うので、同じテーブルの人とシェアーしました。これまたとっても美味しかったですねおねがいラブ

 

 

 食事を済ませ、今日の宿泊地「儒城(ユサン)」へ向かいます。今日は温泉温泉温泉温泉です。約1時間強かかって「儒城ホテル」に到着。ホテルに隣接して温泉施設があり、1回だけ入れる入浴券をもらいました。が、何と言うことでしょう、大浴場は20時までしか入れないとの事ガーンガーン。部屋に着いたのが19時45分だったので、今日はあきらめて、明日の朝入ることにしました。

 

 寝酒用にセブンイレブンにビールとつまみの韓国海苔などを買いに行きました口笛

 

 部屋のお風呂も温泉だと言うので、部屋風呂に入って、一杯飲んで生ビール就寝。今日またまた爆睡でしたzzz

 

 

 

 

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