鴉ノ眼 -268ページ目

夜の祇園

昨夜は久しぶりに祇園へ出ました。

この場合の「出ました」というのは飲みに行くという意味あいを指します。


前の会社の代表と昔の同僚で今はお客様になっている方と三人です。

普段着、スーツ、私は着物と三人ともばらばらな服装です。(笑)


食事の後は一軒飲みに行きましたが、着物だと「作家ですか?」とか「呉服関係ですか?」なんて言われます。

この時期、昼の祇園なら浴衣姿の男性もみかけますが、夜の祇園は着物姿はいかにも旦那衆な人以外はみかけないですからね。

まあ、夜の祇園で着物姿の女性をみると、飲み屋関係の人にしか思わないのと同じなのかもしれませんね。

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八朔

8月1日は八朔でした。

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京都の花街では、日頃世話になっている師匠やお茶屋さんなどに芸舞妓さんたちが朝から挨拶回りをいたします。
着物も黒の絽で紋付という正装姿です。

いかにも京都らしい夏の絵ではないでしょうか。

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祇園祭の山鉾

京都の夏といえば祇園祭ですが、7月いっぱいで終わりを迎えます。

山鉾はもう巡行も終わり片付けられてしまってますが、山鉾巡行前の写真を少し紹介しておきます。


「月鉾」
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数ある鉾の中でも動く美術館と形容される月鉾
18金製の鉾頭、円山応挙の金地彩色草花図、左甚五郎の波と兎の木彫り、松村景文、円山応震、西村楠亭など古い装飾品や皆川月華の下水引が使われてます。


「菊水鉾」
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昭和28年に復興された菊水鉾は唐破風造の屋根を持ち、皆川月華、山鹿清華など昭和を代表する染織家の手による装飾が見事な鉾です。


「鶏鉾」
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見送はベルギー製の重要文化財
下水引には松村呉春、松村景文、玉鉉など四条派画壇の手による装飾が見事な鉾です。


続きはまたの機会に^^