「イヤよイヤよも好きのうち」が通用しない法改正「不同意罪」。 | きままなひととき

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7月13日に、法改正で「不同意性交罪」が施行されました。

西野カナの曲の「darling」の歌詞の中にある、

「イヤよイヤよも好きのうち」

が通用しない法律が出来ました。このフレーズ、昭和からある他の歌謡曲にもある有名なフレーズで、検索すると23曲もあります。長年愛された恋愛ソングの代表的なセリフの一つですが、この法改正で、

「イヤよイ…」 

の最初の一言で、

「即No!」

の意思表示であり、「不同意」、と解釈しないと刑事罰になるのが今回の法律です。

 

言葉の裏読みとか恋のかけひきも何もあったものじゃない殺伐とした世の中になってきたと思います。でも、その法律改正に至る種々の事件を考えれば、やむを得ない側面もあるのかなとも思います。

 

ただ、盛り上がってきた時に、いちいち

「同意?同意だよね?」

なんて聞きますかね? 一気に興ざめしてしまいそうです。いちいち「同意」書面を用意してサインを求めるのも興ざめです。

また、盛り上がり中に、ふと、女子がなにげに

「イヤ…」

と吐息でつぶやいただけで、男子は即中止しないと、不同意、となってしまいますので、怖いですよ~。

女子も、盛り上がり中に、うっかりこのセリフを言えば、男子はみんな途中でやめることになり、盛り上がり中でも理性的な注意意識が必要となってしまい、なんとも無粋なややこしい世の中になりました。

 

さらに、

・二人だけで個室に入る=YESではない。

・男子の部屋に行き二人きりになる=YESではない。

・「今夜は帰りたくない。」もカン違いしてはいけない。必ず、

 「いいよね?」

と同意を取らないといけないそうです。記事で読みました。

逆に女子からの誘いの意思表示の場合も、より直接的に言わないと、男子は行動に移せないように思います。

 

さらに、この「不同意罪」は夫婦間でも適用されるようになり、結婚していても、毎回同意を取らないといけない、とのことです。妻の機嫌の悪い時(夫婦喧嘩などの後)に妻から後追いで訴えられても夫はつかまります。ですので夫が委縮して妻に一層気を使ってしまって、夫が

「いちいち面倒だし後追いで訴えられても怖いので、もうやめた。」

となり、少子化に一層拍車をかけるのではないか、夫婦関係悪化が増えるのではないか、などと要らない懸念までしてしまいます。夫婦喧嘩の勢いで感情的になった妻が夫を後追いでも「不同意」で訴えたら、夫は逮捕です。各家庭内のプライベート時間にまで法の目が入り、もう結婚生活そのものがこわくなりそうですね。

 

ただ、あれこれ難しく考えすぎるのではなく、夫婦間でも相手の意思を尊重する姿勢が大事、という意味だと思います。

 

ただ、この法律改正は、男子が女子から

「痴漢!」

と訴えられたら、その「訴え」だけで犯人ではない無関係な男子でも逮捕されてしまうことから数々の「えん罪」を生む法律と同じであり、まじめな男子は、ますます女子からの「えん罪」を恐れて近づかなくなるでしょうし、悪用する悪い女子も出てくるでしょう。

「訴えられたくなかったら慰謝料、よこしな。」

とか、

「口止め料、よこしな。」

とかね。何もしていなくても、証拠なしで女子の訴えだけで成立するので、こうしたゆすりたかりが出てくることでしょう。痴漢のえん罪被害では、こうした悪い女子たちのゆすりたかり行為が逮捕されていますが、逮捕されるのは氷山の一角だそうです。

こうした悪用する女子を抑止する条文もいれるべきではなかったかとも思います。

 

なんだか、色々と面倒なので、男女間を一層疎遠にしかねない側面も持つ法律改正だなと感じます。

 

ではでは。

 

 

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