心屋の智ちゃん、美容家の美余さんとほぼ月１のペースでの女子会ｗ
もともと３人とも京都に住んでた時期があったから、だいたい毎回京都で集まることが多い。
今回は、京都にオープンしたばかりのLURRA°さんにお邪魔してきた。
智ちゃんが画像をたくさんアップしてブログ書いてくれてる。
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ぼくがお店を探してくることがわりと多いのだけど、あんまり外さない。
なんとなく美味しいものを探し当てる嗅覚がたぶん鋭いのだ。笑
あとね、
つながりとか紹介で選ぶことも多くて、これは間違いないよね。
美味しいものが好きだったり、センスいいっていう友人が実際に食べた感想ほど、頼りになるものはない。
でね。
今回のLURRA°さんもご縁のひとつ。
東京の代々木上原のサロンの近所に、少し前までgrisさんというレストランがあって、お皿がユニークだし、美味しいから、何度か行ってたんだよね。
でもって、
そのお店の前にムギハナさんというお花屋さんがあって、ここでいつもお花を買ってる。
生花があると部屋の空気がイキイキするから、切らさないようにしてる。
セミナーとか講座のときに飾ってるのも、だいたいここのお花。
ある日、ムギハナのご主人が
「堀江さん、ゲンチアナが手に入りませんか？」
って聞かれた。
ゲンチアナっていうのは胃薬に使う生薬。
なんでですかー？
って聞いたら
「レストランの方が料理に使いたいそうで、相談されたんですが、観賞用の花とは流通が違って手に入らないんです」
と言われた。
ピン！ときて、
もしかしてgrisさんですか？
って聞いたら、
「そうなんです！」
とのこと。
やっぱり！
grisさんはドリンクのペアリングがすごく面白い店だった。
アルコールのペアリングと、ノンアルコールのペアリングがあるんだけど、
ノンアルコールがめちゃくちゃ面白くて！
例えば、料理にあわせるワインがあったら
酸味が強くて、ちょっと土のニュアンスがあって、あとに残るアロマの感じが・・・
とか、ソムムリエっぽく味を分解して表現する。
ワインが飲めないひとでも、料理に合わせた飲み物を楽しめるように、ハーブとかを使って、同じような味のノンアルコールドリンクを作られるの。
こんな感じ。
これは、その時の料理に合わせた赤ワインと同じような味わいを、ブラックベリー、トレビス、ウィスキーオーク、ざくろ、クローブ、しょうゆを使って作り出してる。
単に混ぜるだけじゃなくて、抽出法を変えたり、寝かせてエキスを作ったり、発酵させて味わいを変えてブレンドして作り出す。
見た目もそっくり。
味もそっくり！
もーね、生薬、ハーブマニアのぼくとしては大興奮で。w
こんなドリンクの作り方があるのか！
しかも、そのドリンクを構成してる素材をシャーレに並べて見せて作り方も話してくれたから、楽しくて、楽しくて、めちゃくちゃ印象に残ってたんだよねー。
で。
なんと、そのドリンクを作って担当してる方が、お花屋さんに勤めてるスタッフさんと夫婦で、尋ねられて、ぼくに質問がくるという。笑
で、
直接、そのドリンクを担当されてる外山さんとやりとして、日本ではゲンチアナは医薬品に分類されてて、食品として使うことができないことを説明した。
でも、せっかくだからと思って、食品で使える堀江薬局にある生薬を何十種類かサンプルで送ってあげた。
ただ、grisさんがリブランドするということで、この外山さんもお店をやめられて、今度京都の新しくできるお店に参加できるんですー。
ということで、行ってきたのが今回のLURRA°さんというわけ。
ご縁でつながって、知ったお店は楽しみでしかない。
こだわりのあるひとが
わざわざ東京から京都に行って参加されるレストランということで、うきうきわくわくして行ってみたら、
まー、想像以上だったよね。
お店に温めるためのIHコンロはあっても、基本、料理はぜんぶ薪！
薪でおこした火を使って料理作るとか、ありえなくない？！
お店の内装や、雰囲気も京町家を活かして作られててすてきなのだけど。
料理作ってるスタッフさんたちが、
もー、本当に楽しそう！
お客さんにも気軽に声かけて、料理の説明とかをされるんだけど、テンションも高めで聞いてて、どんどん楽しくなってくるし、ワクワクしてくる。
みんなで、
「美味しいよー！
ほら、こんな面白いのができたよー！
食べてみてー！
楽しんでー！（≧▽≦）」
って空気に包まれてる。
無理してなくて、
自分たちが楽しんでて
すごく新しい発想や考え方で料理がつくられていく。
そのことを伝える喜びで満ちてて
そこまでして作るの！？
みたいな
料理の説明、プレゼンテーションそのものが
楽しくて、楽しくて。
でも、押し出しが強くてうるさいこともない。
思いが強すぎて、伝えたい気持ちが過ぎることもなくて、聞いてるほうが心地良い。
ホントちょうどいい。
アルコールとノンアルコールのペアリングを楽しませてもらったのだけど、本当に面白くて。
わざわざ大原までよもぎを摘みに行って、それをクラフトビールのような製法で作ったドリンクとか。
何種類もの果物を発酵させて混ぜ合わせたりとかして作るそうで、興味津々！
もーね、３時間のエンターテイメントだった。
楽しいし、美味しいし、言うことない。
こういうのって、とても刺激を受ける。
仕事の形として、こんなすてきでいいなと思う。
ぼくもそんなふうに仕事をしてたい。
自分が好きなことを突き詰めていって、
結果的に仕事になる。
仕事をどうやってするかとかではなくて、
「これがしたい」
というものがあって、自然と出来上がっていく。
好きだから、技法や手法を勉強して
やりたいから、追求していって
できたものを提供して、喜んでもらって結果的に経済がまわる。
平日の夜、満席だったよー。
すぐに予約の取れない店になってしまいそう。^^;
食事が終わってから、ちょこっと倉庫を見せてもらった。
たくさんの食材が寝かせられてたり、発酵させられてたり。
素材ごとに、塩分濃度を変えたり、漬け込む時間の長さを味を見ながら調整するんだって。
新鮮な素材を集めるのはもちろん、
こんなふうに自然な形で手を加えてできあがっていく料理や飲みもの。
しかも、
当然ながらプロだよね。
技術や知識もすさまじいものがあって、それがぼくら食べる側の「体験」を支えてる。
本当に料理することを愛されてるのが、ひしひしと伝わってくる。
「好き」とかのきもちが大事だとはよく言うじゃない？
でも、
ぼくはやっぱり、
その好きとか楽しいの気持ちが生み出すものが、料理とかの形や体験になって、真実を感じさせてくれると思う。
そんなレストランに、
智ちゃんと美余さんと３人で一緒に行って、料理やお店の空気に共感して、楽しんで。
そこからまたインスピレーションがわいて、仕事の話やあり方の話をして。
すべてが、とにかくいい時間。
改めて思ったもん。
ぼくもやっぱり仕事をしてて、
生薬とかハーブ、漢方大好きだけど。
だからこそ、産地も行ったり、中国行ってきたり、本もたくさん読みたい。
もっと知りたい。
で、その結果として、体や心が変わる漢方や養生法が伝えれて、クライアントさんの気持ちが解放されるのも楽しい、うれしい。妊娠報告だったり、病気が治る。
そういう「体験」がしてもらえる。
やっぱり、好きで突き詰めていくって大事だし。
ぼくもそんなふうにして仕事していきたい。
そして、
ひととひととは、ご縁でつながる。
友だちは、やっぱり大切。
ひととのリアルなご縁は新しいものや、すばらしい体験、喜びを連れてきてくれる。
感謝、感謝だ。^^
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すべて読ませていただいていますが、【個別の返信はできません】ので、ごめんなさい～！