最近、便秘するようになった。
便秘がひどくなった。
うんちが出にくい。
そんなひと、いない？
秋口になると、困ったことに便秘しやすくなる。
漢方で、秋は乾燥の季節とされる。
臓器では「肺」の季節でもあるのだけど、この肺はとても乾燥に弱くて、乾燥するととたんにダメージを受ける。
西洋医学でもマスクや吸入で乾燥対策するのと、全く同じ考え方だよね。
漢方では「肺」の機能の中に、「免疫力」も入ってる。
ひとの体を守るちからと関係していて、粘膜や皮膚ってウィルスや細菌といった外敵の侵入を防ぐバリアのはたらきをしてる。
漢方の専門用語では、衛気（えいき）と言うんだけど、体の表面にある気の流れで、バリア機能全体を担当してるんだよね。
このバリア機能が落ちると
・肌荒れ、乾燥しやすい
・粘膜が荒れる
・風邪をひきやすい
・のどが傷みやすい
・おりもの、不正出血が増える
・カンジダなどにかかりやすい
・アトピー、喘息の悪化
などの影響が出てくる。
だから、こういったトラブルのときは、バリア機能（衛気）を回復してあげることをしないと、いつまで経っても良くならない。
抗生物質とか使って一時的によくなっても、またすぐに症状が出てきちゃうのは、根本のバリア機能が弱ってるからなんだよ。
で、この衛気をめぐらせる力は「肺」にあるんだけど、この肺って大腸と表裏の関係にある。
大腸が弱ると肺が弱るの。
関係なさそうだけど、めちゃくちゃ関係が深くて。
便秘すると免疫力がおちるのはそのため。
空気が乾燥してくると、肌や唇があれるじゃない？
だから、クリームを使ったり、リップつけたりと保湿するけど、体の表面だけじゃなくて、体の内側も乾燥する。
そう！
大腸も乾燥する。
今頃の季節から便秘が増えるのは、大腸が乾燥してきて、うんちがカラカラの乾燥気味になるから、つるんと出てきにくくなるんだよね。
立派なうんちくんに会わなくなってきたら、大腸のこと心配してあげて。
大腸の乾燥
↓
肺の弱り
↓
全身の乾燥、免疫低下
↓
・肌荒れ、乾燥しやすい
・粘膜が荒れる
・風邪をひきやすい
・のどが傷みやすい
・おりもの、不正出血が増える
・カンジダなどにかかりやすい
・アトピー、喘息の悪化
など
という流れで病気、症状が起きるのが秋のトラブルの特徴
っていうのが秋に気をつけてほしい体のケア。
まずは、大腸の乾燥なわけ！
これ、なんでかというと、
夏に比べたら、あんまり水飲まなくなるでしょう？
それで、まず単純に水分が不足する。
さらに、
気温が下がってきてるから、おなかが冷えてきて、大腸の働きが悪くなる。
Wパンチなわけ。
なので、おなかあたためつつ、水分摂るの大事。
でもねー。
単に水分とってもダメ。
夏より汗かかないでしょ？
汗になって外に水分が出ていくから、夏場は水を飲みたくなる。
でも、いま飲みたくないじゃない？
あれって、体がほしがってないんだよね。
ほしがってないのに、水をガブガブ飲んでると、
外に出せない水分が体内に貯まると、「水毒（すいどく）
」とか「痰湿（たんしつ）」といって、ヘドロ化しちゃう。
これ、最低。
あと、水分飲むだけだと、腸で上手に水分を活用できない。
腸でうるおいを保ってくれるのは、食物繊維だから。
食物繊維が不足してると、腸のうるおいは不足するし、それが全身の潤い不足につながる。
肌の乾燥
唇の乾燥
で悩んでるひとは、腸から保湿しないと、高価な化粧品も効かないからもったいない！
秋になると、食物繊維が豊富なサツマイモとか、水分豊富な梨とかが出回るようになる。
食べてくださいって食べもののほうから言ってくれてるわけ。
自然と体の関係ってうまく出来てるなぁって思う。
まずは、食物繊維をたっぷり取って、水分とってうるおいを補う食事でケアしていこうよ。
↓ ↓ ↓
それでも不足する場合は、食物繊維のサプリをたっぷりのお水で飲むこと。
とにかく、秋の便秘は要注意！
うんちがツルッと気持ちよく出て、トイレでぷかぷか浮かぶ健康うんちを目指してね〜^^
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すべて読ませていただいていますが、【個別の返信はできません】ので、ごめんなさい～！