で、もうひとつ、本当に真剣にとらえてほしいのは、便秘がホルモンバランスを乱し乳がんにつながるということを知っててほしい。
女性ホルモンのエストロゲン。
いらなくなったら、当然、体の外に捨てられる。
どうやって捨てるか。
要らなくなったエストロゲンは肝臓で、１６αー水酸化エストロンに代謝されて胆汁とともに腸に捨てられる。
ここ、すっごく大事！
腸に捨てられると、うんちと一緒になって体の外に出ていく。
この１６αー水酸化エストロンは悪玉女性ホルモンというような存在なわけ！
毒性がすっごい高い。
ただ、この形に変化させないと体外に捨てれないんだよね。
で、
本来は毎日うんちとともに出ていくはずのものだから、支障がないわけ。
便秘さえしなければ。
悪玉女性ホルモンは、乳がんを引き起こす原因の一つとされてて、血液検査でも血中濃度が高いと乳がんになる可能性が高いと判断されるくらい。
ところが！
便秘で何日も大腸にうんちを抱えたままだと、この不要な悪玉女性ホルモンが、再吸収されて体の中にまた入ってくる。
便秘って、うんちの中の悪玉女性ホルモンを絞り取る仕組みだと思ってもらってもいいくらい。
何日も、抱えれば抱えるほど、おなかがしんどいだけじゃなくて、悪玉女性ホルモンが再吸収されてんの。
しゃれになんないわけよ。
医学雑誌の権威であるランセットに、カリフォルニア大学の医師Nicholas L. PetrakisとEileen B. Kingが、こんな報告もしてる。
『１週間に２回以下しかお通じのない女性は、１日に１回以上お通じのある女性よりも４倍胸の病気（悪性腫瘍、腫瘍）になる確率が高い。』
『乳がんになる異常細胞を見つける割合は
１日１回 のお通じでは５％
１日１回よりも少ないお通じでは１０％
週に２回以下のお通じでは２０％だった』
（well being journal : Constipation and Breast Cancerより）
4倍も胸の病気になりやすかったり、乳がん前の異常細胞が見つかる割合が増えるなんて。。。
もちろん乳がんのことだけにとどまらない。
捨てられるはずの悪玉女性ホルモンが体内に入ってくることが問題。
当然、それ以外の婦人科系にも影響するし、ホルモンバランスにも影響しちゃう。
だからこそ、
うんちは毎日出してほしいんだよねー。
便秘解消して悪玉女性ホルモンを追い出そう！
追い出した向こうには、明るい世界が待ってる^ ^
日常の「あたりまえ」の中にこそ、健康でいたり、病気を防ぐ秘訣がある。
妊活や婦人科の病気を治すこともその延長。
特別なことをするよりも、今の生活を見つめることがやっぱり大事だよね。^ ^
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すべて読ませていただいていますが、【個別の返信はできません】ので、ごめんなさい～！