Nさん、年末から体調がイマイチだった。
仕事も休んだりすることが多くて、大丈夫かなって思ってたんだけど、昨日、久しぶりにお会いした。
お話するうちに、こんなことを言われた。
来月で４５歳になります。
治療は、４５歳までって思ってて、でも体調も悪くて治療もできなくて。
年度末、年度初めで忙しかったのもあるけど
４５歳で終わりにする。
赤ちゃんを望むのをやめる。
そう自分の中で決めていたのが、大きな大きな壁になっていたことに、ふと気づきました。
このところ体調が悪かったのも、自分で追い込んでたからかなぁと思ったりして・・・
そっか、そっかー。
Nさんは、自分の誕生日をそんなふうに捉えられてたのか。
そう思うと、どこか追い込んじゃうし、しんどくなるよね。
でも、Nさんだけじゃなくて、みんなそう。
やっぱり４０代になって、治療がいつまでできるんだろう。
何歳でやめたらいいんだろう。
そんなふうに悩むひとって多い。
でもね。
「赤ちゃんがほしい」
っていう気持ちは、事実、あるじゃない？
だとすると、その気持ちを断ち切ることができないのは、とても自然なことなんだよね。
だって、ちゃんとその気持ちが存在してるんだもん。
あきらめよう。
もうやめよう。
そう思ったって、つらい。
いきなり断ち切るのって、なかなかできない。
たくさんの方のカウンセリングをしてきて、いろんなひとをみてるとね。
不妊治療の病院へ行って
漢方を飲んでって
サプリを飲んで、
とかってされてるでしょう？
そうすると、一気にやめなくていいんじゃないかなって思う。
病院はやめる。
漢方は減らす。
薬膳茶だけにしてみる。
体を整えることも、赤ちゃんのためというだけでなく、自分の体を整えるためということに重点を置く。
とかね。
ペースダウンされるひとが多い。
夫婦生活は「妊娠」のためでなくて、ふたりのためにして、
もし来てくれたらいいなぁ。
そんな自然な気持ちで臨んでみる。
自分の「赤ちゃんがほしい」という気持ちを、ある日を境になくすなんてつらい。
だから、ペースダウンして。
治療もステップダウンして。
自分の気持ちは大切にしながら、
でも、積極的になにかするというわけでもなくて、
気持ちとよりそって、一緒にいる。
というのもありなんじゃないかなぁって思うんだよね。
時間とともに、
自分の気持ちも変わる。
自分で「ここで終わり」って線を引かなくてもいいんじゃないかな。
あぁ、なんかわかります・・・
Nさん、そう言われて、
なんだかとても穏やかな表情をされていた。
それで、良いと思う。
（Nさん、ブログ掲載OKありがとう〜！^^）
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すべて読ませていただいていますが、【個別の返信はできません】ので、ごめんなさい～！