自分で自分のプロデューサーになろう。 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

 

Mさんは36歳。

漢方相談がはじまったのは、彼女がアメリカに住んでいたころ。

LINEを通じてのカウンセリングがはじまった。

 

帰国のときにワークショップに参加してくれたりしてたんだけど、今回無事に妊娠された。

 

 

もう2年前からのおつきあいだったんだけど、ぼくは彼女が去年の夏くらいから一気に変わって来てた感じがすごくしてて。

どんな気持ちの変化だったのか、カウンセリングのときに、ちょっとインタビューさせてもらった。

 

 

結婚してから10年になるけど、

不妊治療に関しては、
仕事があるからしょうがないや
休みがないからしょうがいや。



しょうがいよね
病院に行けないのもしょうがないよね

ずっとそんな感じでした。

体外受精も仕事しながらとか難しいな
アメリカでの勤務になったし、

余計に難しいよね。



そのときの状況に踊らされてる感がありました。



ボストンでの勤務になった時に、

ここだったらできるかなぁって思ってたけど


ひとに言えませんでした。
ひとに言う時は自分で受け入れないといけない。
不妊だとひとに言うと、
不妊である自分を認めることになる。
そんな気がした。

 

不妊だってわかってるけど、

どこかで認めたくなかったんですよね、きっと。

ひとに探りを入れられても
元気に振る舞ってしまって
笑顔で明るくしていたんです。

そうしたら、

「他に不妊治療で悩んでいるひとがいるから
気を使ってくれ」

 

って言われたり・・・

常に、自分のことを言えませんでした。



以前、母ががんだったときも
病院にお見舞に行くのも同僚に言えなかったんです。

亡くなってから、

「全然知らなかった」
「普通そうに見える」

って、言われました。

本当にしんどい時、つらい時には、

自分のきもちが言えなかったんです。


アメリカに行ってモンモンとしてた時に、

ともだちに堀江さんのことを紹介してもらったりして、
変わっていきました。

漢方で体調が変わっていって
考え方も変わっていった


もっと自分のしたいことをしたらいい


私の年齢は待ってくれないぞ。
もう、言ってしまえー!
って。

 

会社はわたしの人生に責任を取ってくれるわけではないな。
アメリカで仕事がしたかったし、
英語を使って活躍したかった
その環境は好きだったし、

アメリカでひとのサポートをするのも好きだったけど、
空虚さを感じるようになりました。

 


いつまでこれを続けるんだろう。

 

本当に自分のしたいことってなんだろうと考えた時に、
一番はこどもを授かって育てるということをしたいな。
 

そのことに改めてきづきました。

年齢的にも、わたしリミットだって思って。

 

不妊治療をするにはアメリカでは難しい
会社の上司に言わないと行けない
日本に帰る動きをかけないといけない。

そして、
決めよう!

と思った時に、ちょうど一時帰国の機会がありました。

そして病院に行ったら

卵巣嚢腫と胆石がみつかって。

これは帰れってことだ。
病気も自分で作ってるのかもしれない。
帰ろう。

そう決めたんです。



堀江さんや心屋仁之助さん、心屋智子さんのブログを見たりして


自分でかわいそうなひとを演じてるだけかもしれない

そう思いました。

 

そのことに気づいたら、
やることが見えてきたんです。


日本に帰ろうとした時に、
職場にもうひとり不妊治療ですごく悩んでいるひとがいました。

ちょうど社長に話が伝わって、
彼女が不妊治療でやすみを取る方向になっていた。
その流れに自分も乗りました。

 

自分の病気のことも話して、

帰国できるように働きかけて。

帰国して帰国休暇をもらったときに、
あわせて不妊治療の休みももらいました。


なので、いい流れでした。

 

そして、
本当にいろいろ学びました。



アメリカから帰る頃、
『自分で自分のプロデューサーになろう』

そう思ったんです。

 

いまの状況に流されるんじゃなくて、
自分を客観的に見て、
たとえば「赤ちゃんがほしい」と思ってるなら、
何がベストなんだろう
そのためにはどういう行動をしたらいいのか。

自分を客観視するようにしました。

 


結局、他人にとってはひとごとです。
わたしがアメリカから帰ることがきまったあとも、

アメリカから本社に3回帰国日を決めてもらうことを働きかけても決まらなくて、
アメリカ側の上司が決めてくれて、ようやく決まりました。


みんな、自分の前に自分の仕事があって忙しい。

だから、
自分が動くしか、自分のためには動けない。

自分でなんとかしていきたい。


もっと自分優先していいんだって言うのを、
いろんなひとのブログを見ながら思った。

人生そんな長くないし、
自分がしたいようにしたらいいんだ。

 

そう思って行動しました。

まだ、初期の段階だから不安もあります。

でも、今回妊娠できてよかった。

本当によかった!

 

 

Mさん、おめでとう〜!

そして、本当によかった。

 

なんかね、Mさんを見てて自分でどんどん流れをつくって、その流れに乗っていった気がした。

 

だから今回の妊娠って、自分自身でつくりだしたもののように感じる。

 

「自分で自分のプロデューサーになる」

 

本当にそうだ。

なんでも自分で決めていく。

そして、自分の未来を自分でつくっていく。

 

まわりの状況をなげいていても、

なにも変わらないし、

誰かを責めたり、頼っても動いてはくれない。

 

やっぱり自分。

 

 

『仕事があるからしょうがないや
休みがないからしょうがいや。
しょうがいよね
病院に行けないのもしょうがないよね。』

 

そんなふうに思っていた彼女が、変わっていくのは、とっても見てて気持ちよかった。

 

ひどい生理痛があったのがなくなったり、

体調が良くなったり、

そのことを明るく話されるんだよね。


体が変わっていって

心が変わっていって、

そして夢や目標が叶う。

 


どんどん、自分でいい流れをひきよせて、

間違いなく自分で流れをつくっていかれた。

 

 

そして、妊娠。

 

 

本当に、おめでとう〜!

 

そして彼女を見てて、改めて思った。

 

誰でも同じ。

違う自分になるわけではなくて、

本当の自分を取り戻すことで、

誰でも自分が自分のプロデューサーになれる。




だからまず、決めよう!

そして、動こう!



まわりの状況に踊らされるんじゃない。

ひと任せにするんじゃない。


自分で決めて、動いて

状況を自分にあわせて変えていこう!

 

 

 

(Mさん、ブログ掲載OKありがとう〜!^^)

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