「子宮筋腫は消えませんから」
という産婦人科医 依子先生の第一声からはじまった。
シーンと静まり返る会場。
その時のぼくの顔
↓ ↓
（；￣ェ￣）
えーっと。。。
依ちゃん、依ちゃん、物事には表現の仕方というものが‥
いや、その切れ味の鋭さっぷりが好きなんだけど。
「消したいと思って来られた方もあると思いますが、
子宮筋腫って手術で取り出すと、スーパーボールくらいかたいんですよー。
そんなものが消えると思いますか？
基本的には消えません。」
ばっさり。
ちなみに、自分で治す婦人科講座での出来事である。
個人的には相談に来られてたひとで漢方を使ってて
5cm以下の小さいものなら消えたり小さくなったひとが何人かいらしたんだけど、
依子先生によると
担当した医師によって大きさの評価が違ったり、
医師が変わった時に見間違ったりもよくあるから、
本当に消えたかどうかの判断がものすごく難しい。
小さいものならともかく、大きいものはまず消えない。
とのことだった。
まぁ、治すというのは消すとイコールではなくて、
いかに予防するか、
再発を防ぐかということが大事かって話なんだけど。
そしてもちろん、
「消えません」
で終わったわけじゃないよー。
すごく詳しく子宮筋腫についてみんなで学んで、参加者さんもすごく安心されてた。
やっぱり正しい知識を知るって大事だ。
知らないことが不安を招くし、見ないでいることが知らず知らず悪化をさせてしまう。
学んで自分で治す姿勢って、これからの医療の中ですごく大切だと思う。
だからこの、「自分で治す婦人科講座」をスタートさせたんだけどね^ ^
西洋医学的に子宮筋腫は原因不明。
だからこそ、漢方での考え方上手に利用するんだけどね。
漢方で子宮筋腫のことを
癥瘕(ちょうか)という。
これは「悪いものが滞った塊」みたいな意味。
血流悪化やストレスが積み重なると、子宮に汚れた血やむくみがたまって瘀積(おせき)となって子宮筋腫になるというふうに考える。
だからこそ、根本的な部分で血流を良くしたり、ストレスを減らす生活って大事。
依子先生に聞いたら、実際に子宮筋腫の手術時に子宮を触ると、むくんだような感じがすることが多いんだって。
おおー！
すごーーい！
やっぱり漢方的な言葉って実際の状態と同じことを示してるんだ！
と、ぼく的にテンションがあがる。
それにしても、依子先生の婦人科の話がリアルで面白いし、的確なのは、実際にたくさんの健康な子宮や病気の子宮そのものを見て、触っているリアルさにある。
そして、なんといっても子宮愛、ハンパないから。
そんな婦人科講座では、いろんな話で盛り上がり、
美味しいケーキでお茶をして。
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