心を根っこから考える。その4 〜誰でも「しあわせに生きるちから」を持っている〜 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

前回の続き
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本能が心の原型だったかもしれないけど、本能と心は違うもの。

生きること、あるいは子孫を残すことに、より有利なように進化は進んできた。
でも、不思議なのは進化が常に正しいというわけではなくて、例えばマンモスの大きすぎる牙やオオツノシカの大きすぎる角のように、生存に不利になってしまうものがあるように、本来の目的とずれてしまうこともある。


人間の心も考えてみれば不思議だよね。
喜びや楽しみも感じる反面、悲しみやつらさ、悩みに苦しんでしまったり、あるいは自分から死を選ぶようなこともある。
必ずしも、生物の本能である「生きること」「子孫を残すこと」とは違った方向へ自分自身を連れていってしまうことがあるのだから。



悩むというのは、とても人間的なこと。
人間だから悩むのだし、悩むというのは進化の結果得られた「機能」なのかもしれない。
そして、悩むからこそ、悩みを解決するために成長したりもする。
悩みたくはないけどね。

でも逆に、
「悩み」というのは、とても高度で人間的なことだからこそ。
悩みを解決したいときには、原始的な感覚、動物的な感覚に立ち返ってみると悩みが解決したり、答えが見えやすかったりもする。


だってね、生物の基本は「生きること。」
もっというと、「しあわせに生きること。」

ぼくらは、生まれながらにして「しあわせに生きるちから」を持っている存在だから。


赤ちゃんを見てみて。
悩みなんてないでしょう?

おなかもいっぱいで、心地よい時は、いつもにこにこ穏やかでいる。
でも、

おなかがすいたり、
眠かったり、
おむつが汚れたり、
寒かったり暑かったり。

不快な時にぐずったり、泣くよね。
おとなになっても同じ。

不快な時、「自分がいやだ」と思っている時に、心の奥底ではぐずったり、泣いたりしてる。
ただ、いろんな理性が備わってくるから、そのままの感情を口にしたりせずにだまっていたり、心は泣いているのに笑ってみせる。


でもね、そんな時、
ひとってつらい。

思ったままの感情を表に出さないのはつらい。
だって、それは嘘をついているのと同じことだもの。
まわりの環境や状況にあわせて、無意識に損得を考えて自分の本当の感情を押し殺しているのは、つらい。
嫌なことをし続けるのは、つらいんだよ。


不快なことを不快なままにし続けるのは、とても不自然なこと。
「しあわせに生きる」という本能に反したことをしてることになる。
するとね、おかしくなってきちゃうんだ。


「食べる」ということは、本能に直結していると言ったよね。
だから、本来のありかたからずれてくると、
「食欲」もおかしくなってくる。


心が穏やかだったり、すこやかな状態にある時って、決して必要以上に食べない。
動物を見てみて、野生の動物で肥満の動物なんていなくない?

ライオンやチーターなんかの肉食獣だって、食べようと思えばいくらでも狩りをして食べれるだろうけど、必要以上には狩りをしないでしょう?


でも、人間は違う。
本当は食べたくないのに食べてしまったり、
必要以上に食べてしまう。

そして、体を壊してしまったり、病気になる。


「しあわせに生きる」ということに反したことをしてしまっているから、しあわせに生きることから遠のいてしまう。
だから、

嫌なことをしない。
自分にすなおに生きる。
したいことをする。


そういったことは、とっても大切なことなんだよね。
でもね・・・


ずっと
自分を押し殺してきてしまったり、
世間の普通にあわせてきてしまったり、
自己犠牲を自分にしいていきたり、
まわりのひとにあわせてきてしまったりすると

わかんなくなっちゃう。
生まれながらに持っていた「しあわせに生きるちから」が眠ってしまう。
ずっと寝たきりだと筋肉が衰えて歩けなくなるように、
使わない能力というのは衰えるものだから。

でもそれは弱ってしまっっているだけ。
使わなくて錆びついていたとしても、もともと持っている能力だから、ちゃんとよみがえらせることができる。



いろんな考え方があるし、なにが正解っていうのもひとによって違うけど
ぼくは、
体から整える方法が好きだし、いいと思うな。

たくさんのカウンセリングをしてきて、体が整うと心が整って、自然としあわせになっていくひとたちをたくさん見てきたから。
強くそう思う。



「しあわせに生きる」というのは本能のひとつだから、本能に近い感覚を整えるのが一番手っ取り早いんだよ。
だから「食べること」からアプローチする。

食べる=生きることだから。

食欲ならある。
って言うかもしれない。
でも、


食べ過ぎてしまったり、
空腹と空腹感の違いがわからなくなってしまったり、
ストレスを解消するためにドカ食いしてしまったり、
チョコレートが止まらなかったり、
食べたいものがわからなくなったり。


そんなことない?
それは本来の状態からずれてしまった状態だから気をつけて。
そして、そんなときは「しあわせに生きる」ということから遠のいてしまっていることが多いんだよね。



そんなときには、ちゃんとリセットする方法が人間にはある。
人間はね、いつでも「しあわせに生きるちから」をよみがえらせることができる。

それはね・・・



つづく




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