出雲大社の静かな一画に、小さな天満宮がある。
久しぶりに行ったら、梅の実が熟してた。

梅雨とは、よく言ったもので、まさに梅の収穫の時期。
季節の食べ物の力は、やっぱり取り入れたいよね~。
漢方では、梅の実をいぶしたものを「鳥梅(うばい)」といって生薬として使う。紀元前2千年から使ってたという記録があるくらいだから、古くからその薬効が知られてる。
ただ、梅干しができたのは、江戸時代の日本なので、中国には梅干しはないんだよね。
梅は昔から、「三毒を断つ」って言われるほど薬効が高い。
この三毒っていうのは、
食の毒:食べ物の毒
水の毒:余分な水分の毒
血の毒:血液の汚れ
梅干しを食中毒の予防にお弁当に入れるのは有名で、殺菌・抗菌効果も期待できるし、他にも、
・便通をよくする
・肺の働きを助ける
・せき、痰を止める
・胃の働きをよくする
・老廃物や毒素を取り除く
などなど、その効果は盛りだくさん。
ぜひぜひ、生活の中に取り入れて行きたいよね。
《風水薬膳的な梅のお話》
単なる薬効だけでなく、ちょっと精神的な面への働きを知ると、梅は思い悩むひとにおすすめなことがわかる。
梅の五行は、木、土
性味は、酸・渋、平。
梅の働きの本質は、土(胃腸)にあるんだよね。
土の気が弱ると、ひとは悩んだり、考え過ぎたりするようになってしまう。
そして、本来持っているはずの新しいことを生みだす力を失うだけでなく、こころのゆるみが怠惰さや曇りを招いてしまう。
もしも、そんなことが気になるときは、梅を食べてよう。
梅は、酸味によって気力をもたらし、気を引き締める。
そして、陰陽五行説の「土」と「意」に直接働きかけることよって、悩みや考え過ぎないように、心と体を支えてくれるんだよね。
土の力を回復してあげると、思い悩むことを卒業して、本来のあなた自身が持っている、ひとへの思いやり、共感を取り戻すことができるから。
食べ物の個性を深く知っていくと、すごく面白い。
食べ物をいただくということは、命をいただくということ。
食材のことをよく知ると、まさにその力の「おすそわけ」をいただける。
ちゃんと食べることで体を整え、心が整うんだよね。
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