たまにガンガン質問されることがある。
「どのくらいの期間で妊娠するんですか?」
「何%のひとが妊娠するんですか?」
「平均期間は?」
「データの中央値は?」
えーっと、えーっと・・・
うちの数字は、これくらい。
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『子宝相談実績』
来られる人の背景もまちまちだし、すぐ妊娠される人もいれば、なかなか妊娠されない人だっているし、みんなそれぞれ。なんらかの病気を持ってる人もいるし、20代のひともいれば、40代の人もいる。
統計学的データの集計からすれば、不十分だ!正確じゃない!と言われるんだろうね。
いままでなかなかうまく行かなくて、なんとかしたくて、一生懸命、データを見比べて、どこが妊娠率が高い。成功する。いい噂を聞いた。あっちのほうがいい。
って探したくなるよね。
たくさん調べて、たくさん探したらいいと思うよー。
でもね、ガンガン質問される人って、何をどう答えても、延々と質問が続くんだよね。
なぜだと思う?
データとにらめっこしてる時って、
失敗したくない、損したくない。
もしかすると、そんな気持ちでいっぱいなのかもしれないね。
もう、こんだけつらい思いをしたから
悲しい思いをしたから
どうして私だけ。
はやく幸せになりたい。
はやく妊娠したい。
あかちゃんができたら、全部解決する・・・
そんな気持ちでいっぱいになって、不安で不安で仕方なくなっちゃってるのかもしれないね。
46歳で妊娠された方がね、最後のカウンセリングの時に、こう言われた。
「堀江さん。
わたしは、赤ちゃんを授からないかもしれません。
いま、こどもをみるお仕事をしてて、もしかすると、社会の赤ちゃんを育てるのが、私の運命なのかなぁって思うんです」
わたしは、赤ちゃんを授からないかもしれません。
いま、こどもをみるお仕事をしてて、もしかすると、社会の赤ちゃんを育てるのが、私の運命なのかなぁって思うんです」
ほんとに、そう思って、全部受け止めたように、ふっきれたように言われた。
別に、悲壮感たっぷりに言われたわけじゃないんだよ。
その時の彼女の笑顔が、すごく幸せそうで、なんだかぼくは、よかったなってしみじみと感じたのを鮮烈に覚えてるから。
そしてその後、妊娠された。
年齢や条件で確率的なことを言えば、妊娠の可能性なんて0.6%以下。
妊娠って、データや医学的な事実だけじゃないんだな。と、改めて思った。
ある方に言われて、すごく印象に残ってる言葉がある。
「お金を使うと、減ってなくなると思ってるでしょう?
違うよ。
お金を使うってことは、自分に投資するってことなの。
投資だから、何倍にもなって返ってくるの。
自分に投資できないのは、自分を信用出来ないからだよ。
信用してないから、お金を使えないんだよ」
それを聞いた時に思った。
そういうことかって。
ぼくのところに相談来るのって大変。
すっごいど田舎で、アクセスが悪くて遠い出雲に、はるばる北は青森、南は沖縄から、はては海外からも来られる。
来るだけでも大変でしょう?
しかも、世間的に見れば、わけわかんない漢方やってるぼくのところに来るんだもん。
予約もなかなか取れないし、スケジュールも合わせにくいし、月に3万円はかかるし、続ける必要もある。
それでも、わざわざ来られるのって、自分自身に投資できるってことなんだよね。
自分を信用できてたり、その一歩手前まで来ているってことなのかもしれないね。
だから、たくさんの方が妊娠されるのかなって思う。
いっぱい悩んで、いっぱい傷ついて、いっぱいつらい思いをして。
もういいんじゃない?
そろそろ、自分自身を信用してみない?
わけのわからんお茶も飲んでみよう(笑)
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『縁結び出雲 女性のためのぽかぽか薬膳茶』
わけのわからん出雲まで来てみよう(笑)
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『縁結び出雲 初夏の子宝リトリート』
でもね、冗談抜きでそういうことだと思う。
いろいろとデータをみたり、ネットとにらめっこしたり、医学的な知識を勉強したり・・・
いくら調べても、質問しても、満足できなくて、心配で、不安が解消しないのは、調べ方が足りないわけじゃないんだよ。
それも時には必要だけど、いろいろやってみて、最後の最後に、必要になるのは、
自分を信用すること。
なんじゃないかな。
あなたは、そのままでいいんだから。
何かが足りないわけでも、
何かが必要なわけでもなくて、
そのままで十分なんだから。
だから、自分のことを信用して。
世界で一番大切な、あなた自身のことを信用してほしいなって、ぼくは思う。