ふと、小学生のころ、カブスカウトをしてた頃のことを思い出した。
ぼくの地元では、出雲大社が主催してたからだろうけど、毎回、活動をするときに、本殿にお参りしてたんだよね。二礼四拍手一例をしてから、みんな揃って、スカウトの誓いを言う。
「ぼくは、まじめにしっかりやります。
カブ隊の定めを守ります。
ひとつ、すなおであります。
ひとつ、自分のことは自分でします。
ひとつ、お互いに助けあいます。
ひとつ、おさないものをいたわります。
ひとつ、すすんで良いことをします。」
なんだか、懐かしい。
このことが刷り込まれてるのか、朝、出雲大社を遥拝したり、氏神さんの前を通るときに手を合わせたりする。
ぼくは、無宗教なので、別に信仰があるわけじゃないけど、なんとなく。
それでもって、神さまとかにお願いをするというよりも、自分と約束する。これは、ある本を読んでたら、
朝起きたら、今日を迎えたことに感謝して、自分に誓いをしなさい。
ってことが書いてあって、そうだなー、いいかも。
と思って始めて、なんとなーく続いてる。
その本には、ちゃんとした誓いの文章が書いてあったんだけど、どうもしっくりこなくて、だんだん自分の言葉に変わってきて、今はこんなことを口にしてる。
「今日も一日、誠実、親切、おおらかに。
前向きな姿勢で、一生懸命自分の人生を生きることを誓います。
ぼくが、しあわせでありますように。
ぼくの大切な人達が、しあわせでありますように。
生きとし生けるもの全てが、しあわせでありますように。」
後半の「しあわせでありますように。」っていうのは、ヨガの最後で唱える言葉なんだけど、なんとなく好きで、取り入れた。
不思議なもので、毎朝こんなこと口にしてると、もちろん完璧とは言わないけど(というか、完璧には程遠いかもしれないけど)、なんとなーく、そんな感じになるんだよね~。
「こうありたい自分」って、あるじゃない?
漠然とでもいいんだけど。毎朝、起きたら、心のなかでもいいから、言ってみるといいと思う。
少なくとも、ぼくは、この習慣をはじめてから、前よりも穏やかになった気がするし、しあわせだなってよく感じるんだよね~。